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「安倍内閣の即時退陣」を街頭で訴え・・・市民団体など

2018年6月25日(月)

 安倍政権下での憲法改正に反対する活動などを行う市民団体の「安倍9条改憲NO!全国市民アクション県実行委員会」は6月19日、熊本市中央区の新市街アーケードで安倍内閣の即時退陣を求める緊急集会を開いた。集会には市民団体や労働組合のメンバーなど約200人が参加。立憲、国民、共産、社民、新社会の県内5野党の代表らも顔を揃えた。
 冒頭、主催者を代表し、同実行委員会共同代表の福島将美氏が「政治責任を取らない、政治を私物化する安倍総理は絶対に辞めてもらわなければならない。日本の国益のために、安倍内閣の即時退陣を求めて、今後、運動を強化していこう」と呼びかけた。
 続いて市民団体の代表者4人が演説。はじめに若者グループのBy共同代表の井田高史氏が「国会議員が嘘をついたり、責任を果たさなかったら社会は成り立たなくなる。人の社会で生きる人たちのために政治をやってほしいと切に願っている。今から政治について考えるのは未来への責任。もうこんな政治はやめよう」と訴え、その後、立憲民主主義を未来へつなぐ大学人の会くまもと世話人の三澤純氏、労働弁護団の西清次郎氏、オール熊本市民連合の中島熙八郎氏が市民からの訴えを行った。
 その後、鎌田聡立憲民主党県連代表代行、中山弘幸国民民主党県連代表、日高伸哉日本共産党県委員長、今泉克己社民党県連合代表、岩中伸司新社会党県本部委員長の5人がマイクを握り「姑息なことを繰り返す安倍政権には一日も早く退場してもらわなければならない」(鎌田代表)、「市民と野党が力を合わせて一日も早く安倍政権を倒し、嘘のない政治を実現しよう」(日高委員長)、「私たちの社会を守る、民主主義を守る、憲法を政治と暮らしに生かしていくためにみんなで力を合わせて頑張っていこう」(今泉代表)、「野党共闘を大事にして仲間づくりを進め、安倍内閣打倒のために私たちも精一杯戦っていく」(岩中代表)などと訴えた。
 街頭演説後は新市街アーケードや下通アーケードをデモ行進し、「大事な情報隠蔽するな」「ルールを無視する総理はいらない」「安倍内閣は今すぐ退陣」などと訴えた。(政治経済部 熊谷)

野党各党の代表らを先頭に新市街や下通アーケードで行ったデモ行進
新市街アーケードで行ったデモの出発式
街頭での訴えを行った野党各党の代表ら
当日は市民や野党各党の支持者ら約200人が集まった