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熱中症対策で電動ファン内蔵上着100着導入・・・新産住拓

2018年8月7日(火)

 新産住宅(熊本市南区近見8丁目、小山英文社長)は、現場作業者の熱中症対策で電動ファンを内蔵した上着を導入している。
 小山社長は「導入したのは熊本地震後の2016年8月からで、当時、復興支援の大阪のメンバーが着ていたので、すぐに採り入れた。現在、提携している約100人の現場職人さんらに会社が購入費用の一部を補助して着用してもらっており、今後も増える見込み」という。同社では安全衛生委員会で熱中症対策に取り組んでおり、「経口補水液などを含む応急用品グッズや冷凍のスポーツ飲料、塩タブレットを支給しているほか、作業環境改善のため、屋根に遮蔽ネットを張ることも試行中」と話している。 (秋田)








「ファン内蔵上着は現場に好評で口コミで拡がっている」と語る小山社長(右)と現場労災対策責任者の菅原京助さん
電動ファン内蔵上着を着て作業する屋根の職人さん
取材した秋田も試着してみた。「背中、おなかを中心に上半身に風が届き、涼しい」
同社が導入しているみどり安全の「クールファン」、右はバッテリー。保冷剤装着用もあるという
暑さ指数をチェックする熱中症指数計も備えている
社員グループが本社に緑のカーテンを設置