トップ フォトニュース 売上高3850億円、中計ほぼ達成へ…九電工
フォトニュースPhoto News

売上高3850億円、中計ほぼ達成へ…九電工

2018年11月17日(土)

 九電工(福岡市南区那の川)の西村松次社長に11月16日「ふくおか経済」新年号でインタビュー、「中間期の決算で配当を50円とし、年間100円の配当がほぼ確実な情勢になってきた」と語った。
 配当は6年前まで長年年間10円だった、25円、45円、70円と増額し29年度に90円としていたので、10倍になる。配当性向は25%を目安にしているという。9月中間期の売上高は1651億円、経常利益は124億2800万円。利益は計上のずれで減収となったが、年間計画の売上高3850億円(6.7%増)、経常利益410億円(10.7%増)の予想は据え置いた。ほぼ計画通りに進んでいるという。
 中期経営計画の目標は売上高4000億円、売上総利益率15.0%以上、営業利益率9.0%以上、ROE14.0%以上(株主資本利益率)。で現在売上高を除いて、3指標は達成している。売上高も受注状況から見て最終年度での達成は確実視されている。 今秋には博多港ウォーターフロント計画の新展示場と立体駐車場の建設と運営を同社が幹事社となるグループで95億1793万円で落札している。 (中嶋)

配当は中間期に50円を実施、年間100円と語る西松社長
福岡市にある九電工の本社
中期計画の4項目中3項目達成、売上高は計画最終年に達成へ