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「華麗なる音楽の祭典」3年ぶりの福岡公演・・・平成音楽大学

2018年12月12日(水)

 御船学園平成音楽大学(出田敬三学長)は12月4日、福岡市中央区のアクロス福岡で「平成音楽大学2018華麗なる音楽の祭典」を行った。福岡公演は3年ぶり。前日3日も熊本県立劇場で同公演を開催した。
 今年の公演は「国際キワニス日本地区文化賞受賞記念」として開催。第一部は馬込勇同大学教授が「ファゴット協奏曲」演奏を披露した。二部のメインは新作・福岡初演の「伊東マンショ〜時を超える祈り」。これは出田学長作曲の交響詩曲。伊東マンショを筆頭にした天正遺欧少年使節団の苦難と業績を讃えた10首の短歌を元に、異なる11の楽曲で編成されている。ソプラノ独唱部分はゲスト・テイツィアーナ・ドゥカーテイさんが共演した。他にはオペラ「蝶々夫人」や「黒田節幻想曲」、「威風堂々」などが演奏された。途中、地元高校生も出演しステージがびっしりと埋め尽くされた。総勢500人となった迫力ある大舞台に観客は惜しみない拍手を送っていた。(坂井)

大学関係者300人の演奏でスタート
監督・指揮を務めた出田敬三学長
福岡県内5つの高校から約200人が出演した
左はソプラノ独唱のテイツィアーナ・ドゥカーテイさん
会場のアクロス福岡シンフォニーホール