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「イクボス企業同盟」加盟、ワークライフバランス支援を強化〜肥後銀行

2019年1月16日(水)

 肥後銀行(熊本市中央区練兵町、笠原慶久頭取)は1月8日、「イクボス・よかボス宣言」を実施、「イクボス企業同盟」加盟調印式を本店で開いた。
 「イクボス」とは、NPO法人ファザーリング・ジャパン(東京、安藤哲也代表理事)が提唱している、職場で共に働く部下のワークライフバランスを考え、キャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司。「よかボス」とは、県が提唱している自ら仕事と生活の充実に取り組むとともに、共に働く従業員の仕事と生活の充実(ワークライフバランス)を応援する上司のこと。「イクボス企業同盟」は、「イクボス」の必要性を認識し、積極的に自社の管理職の意識改革を行い、新しい時代の理想の上司(イクボス)を育てようというファザーリング・ジャパンが2014年から提唱する企業ネットワーク。18年12月現在、東証一部上場企業や金融機関など全国で200社が加盟、県内に本社を置く企業では同行が加盟第1号。
 ファザーリング・ジャパンの安藤代表も出席した加盟調印式で笠原頭取は、「働くことに誇りと幸せを感じる銀行を目指す。その実現にはイクボス・よかボスの存在が欠かせない。私自身が先頭に立ち多様性のある組織づくりに務めたい」と、ワークライフバランス支援を強化すると話した。同行では今後、行内でイクボス養成講座を開き、部長や支店長が3月までに「イクボス宣言」をする。(香月)

「イクボス・よかボス宣言」を読み上げる笠原慶久頭取(1月8日、肥後銀行本店)
「イクボス企業同盟」加盟の誓約書を手にする笠原頭取と安藤哲也ファザーリング・ジャパン代表理事(右)