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不法投棄廃棄物の清掃ボランティア・・・県解体工事業協会

2019年2月6日(水)

 県内の解体工事会社24社で組織する一般社団法人熊本県解体工事業協会(熊本市中央区水前寺6丁目、喜讀宣友理事長=滑誠社長)は1月22日、同市北区貢町で山林の清掃ボランティア活動を実施した。
 年に1度、県内各地で実施しており、当日は協会員や熊本市職員ら25人が参加。現地に集合し開いた開会式ではじめに喜讀理事長が「毎年活動を続けてきた結果、不法投棄物の量は減少傾向にあるように感じている。解体工事を担う身として環境保全を推進し、地域貢献を通じて業界のイメージアップに繋げたい」とあいさつ。その後、各グループに分かれて現場に向かい、不法投棄された畳や布団、空き缶、空きびん、衣類などのごみを、山道をかき分けながら回収。分別作業を経て各地の処理施設に搬入した。午前中いっぱいかけて作業し、回収したゴミは軽トラック2台分、1860sにのぼった。
 また、当日参加した熊本市役所職員は「このような廃棄物は、夜間に、山道で車の停めやすい脇道から投棄されることが多い。引き続き監視パトロールや啓発活動に力を入れ、不法投棄の減少に努めたい」と話した。(米村)

▲熊本市北区貢町の山林を清掃する協会員ら
あいさつする喜讀宣友理事長
星山一憲副理事長
▲回収したごみは分別し、各地の処理場へ運んだ