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熊本市と災害時の車両調達に関する協定締結…熊本県レンタカー協会

2019年3月18日(月)

 (一社)熊本県レンタカー協会(熊本市東区東町4丁目、永島賢治会長、104事業所)はこのほど、熊本市と地震などの災害時における車両調達に関する協定を締結した。
 発災後に備蓄物資の輸送活動などを即座に開始できるようにするもの。提供できるレンタカーの車種や台数などの情報を同協会が一元的に集約し、ワンボックスカーや小型トラックなどのレンタカーを熊本市に優先的に提供。市職員が備蓄倉庫から食料品や毛布、衣類などの補給物資を避難所などに迅速に配送する。同協会員が保有するレンタカー約7600台のうち、熊本市の要請に備え100〜200台を手配し、通常の貸し渡し料金を基準に車両を貸し出す。同協会は「レンタカーの有用性を広く訴えながら地域貢献に努め、社会的責務を果たしていきたい」と話している。(岩屋)

熊本市役所であった協定締結式。右から2人目が永島賢治熊本県レンタカー協会会長、中央が大西一史熊本市長(写真・熊本市提供)
協定書にサインする永島会長(右)と大西市長(写真・熊本市提供)