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日本美と錯視芸術の展覧会を開催…崇城大の星加民雄准教授

2019年3月22日(金)

 星加民雄崇城大学准教授は3月7日から24日まで熊本市西区の島田美術館で展覧会を開いた。日本とフィンランド国交100周年記念展覧会への出品作を展示したもので、日本の色彩と錯視効果を融合させた作品など14点を公開した。十二単をイメージした165p四方の平面3作品は朱赤、萌黄、桔梗の各色を組み合わせるともに、余白部分には細い縦じまを背景に複数の厚紙を配列しており、見る角度を変えることで「揺らぎを覚える、緊張感のある間」を演出した。星加准教授は「日本美と錯視芸術の現代的表現の魅力を楽しんでいただけたのでは」と話している。(佐藤)

十二単の日本美と錯視効果を融合させた作品。左は星加准教授
来場者は視点を動かしながら震えるように見える錯視効果を体験していた
熊本市西区の島田美術館