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商学部、経済学部など1429人が入学・・・熊本学園大学

2019年4月3日(水)

 熊本学園大学(熊本市中央区大江2丁目、幸田亮一学長)は4月3日、熊本県立劇場コンサートホールで平成31年度の入学式を開いた。
 今年度の新入生は商学部、経済学部、外国語学部、社会福祉学部の4学部1375人と大学院修士課程11人、博士課程1人、専門職学位課程31人の合計1429人が入学した。式では、幸田学長が「新入生の皆さん、入学おめでとう。最新の施設・建物、経験豊富な教職員による指導、先輩の助言、友人との切磋琢磨、そのような形で皆さんの成長を助ける仕組みをたくさん私たちは準備しています。ぜひ積極的に活用してください。大学は充実した時間を過ごす場であり、出会いの場であり、冒険する場。教職員と在学生は皆さんの意欲的な挑戦をしっかりと応援します」などと式辞を述べた。続いて、目黒純一熊本学園理事長が大学の歴史はじめ建学の精神「師弟同行」「自由闊達」「全学一家」について触れ、「“平成”に代わる新元号“令和”に決定され、5月1日に施行されることになりました。このような新しい時代に大学へ入学される皆さんは、勉学はもとより、サークル活動、ボランティア活動などさまざまなことにチャレンジし、多くの経験をしてほしいと思います」と祝辞を述べた。その後、来賓祝辞として、熊本学園大学同窓会志文会の大住清昭会長が同窓会の活動などを紹介するとともに「自分とは違った個性を持つ友人と出会うきっかけを積極的に見つけ、多様性を理解し、尊重し、異なる特性をしなやかに受けとめることのできる学生になる努力を」と学生に向けて祝辞を贈った。
 入学生を代表して社会福祉学部第一部社会福祉学科の吉山凛さんが「伝統ある本学園に入学でき、心よりうれしく思うとともに、これから始まる大学生活への期待と不安を胸にこの日を迎えました。新しい仲間とともに切磋琢磨しながら自らの夢のために精進します。AIが活躍する時代へと移り変わっていくなか、AIは蓄積されたデータがない状況での判断や、まったく新しい発想とすることは現時点ではできません。そこで次世代を担う私たちは機械に頼るだけではなく、自ら判断する力を身に付け、問題が起こった場合は柔軟な発想をして私たち自身の力で切り開き、解決し、社会に貢献していきたい」と宣誓した。このあと、出席者全員で学生歌を斉唱した。閉式後には在学生が企画した歓迎セレモニー同会場で開かれ、入学生らは新たな大学生活の説明に聞き入っていた。(宇治野)

「“A stitch in time saves nine.”(適切な一針は九針を省く)」とメッセージを送る幸田学長
「“愛の反対は憎しみではない。無関心でいることである。”社会に対してより一層の関心を持ってほしい」と学生を激励する目黒理事長
「目的に向かって健康で充実した個性に輝くキャンパスライフであることを祈念します」と祝辞を述べる大住同窓会志文会会長
入学生代表宣誓を述べる社会福祉学部第一部社会福祉学科の吉山凛さん
商学部、経済学部など合計1429人が入学した
出席者全員で学生歌を斉唱
3月29日に竣工し、利用開始の準備が進む新1号館
熊本市中央区大江2丁目の熊本学園大学本館