トップ フォトニュース 震災の教訓を次世代へ、手作り灯ろうを設置・・・えがお
フォトニュースPhoto News

震災の教訓を次世代へ、手作り灯ろうを設置・・・えがお

2019年4月18日(木)

 総合健康関連事業の鰍ヲがお(熊本市東区東町4丁目、北野忠男社長)は熊本地震本震発生から3年となる4月16日、地震で亡くなった人の冥福と復興への願いを込めて同社敷地内で「えがお復興あかり」を実施した。
 同社社員とその家族らの手作り灯ろうおよび竹灯ろうを本社前に設置し、午後6時半頃から同8時半まであかりを灯した。今回で3回目の実施となった。今回は協力会社社員も手作り灯ろうに参加した。当日は帰宅途中の同社社員や周辺住民などが会場を訪れ、写真を撮るなど思い思いに足を止めていた。
 また会場には、震災当時からの復興支援活動の様子などをプロジェクターで上映したほか、震災で学んだ知恵や防災グッズを展示し、地域防災に向けて情報を発信した。同社担当者は「熊本地震から3年目、震災を振り返り、しのぶとともに、震災で学んだ知恵や防災に関する知識を従業員が理解することで、震災で培った教訓を次世代へとつなげていきたい」と話していた。(宇治野)

同社本社前に設置された手作り灯ろう
自作の灯ろうを探す社員
それぞれの思いが込められた灯ろう
手を合わせる姿も見られた
帰宅途中に足をとめて灯ろうを見る社員
震災当時の模様や復興支援の様子がスライドで紹介された
防災グッズや備蓄品などが展示された