震災復興記念の市民公開講座・・・表参道吉田病院

　（医）起生会表参道吉田病院（熊本市中央区北千反畑町、吉田憲史理事長）は４月２０日、同市中央区花畑町の熊本県医師会館大ホールで市民公開講座を開いた。　
　熊本地震からの復興記念イベントとして「医療分野における人工知能（ＡＩ）の役割〜食道がん・大腸がんの予防〜」をテーマに開いたもので、関係者１２８人が出席した。熊本県、熊本市の後援。当日は吉田元樹・表参道吉田病院長が座長を務め進行し、第１部では京都大学医学部腫瘍薬物治療学の武藤学教授が「加齢と飲酒と食道がん」、第２部では国立がん研究センター中央病院の斎藤豊内視鏡科長が「大腸早期がんの診断と治療‐ＡＩ診断の可能性‐」を演題にそれぞれ講演。現在の医療業界や医療技術に関する最新情報を提供し、来場者はメモを取りながら話しを聞いていた。（大島）