熊本、福岡、大分で「狂言の会」…万作・萬斎の会

　熊本･大分、ふくおか「万作･萬斎の会」は令和元年の狂言の会を福岡が7月26日と27日、熊本が9月21日に開催する。事務局の福岡市中央区荒戸2丁目のノマ企画、竹内馨深代が6月17日に来社して語ったもの。
　熊本は県立劇場で午後2時からの開演。狂言のおはなし＆トークが野村萬斎と熊本出身の稲葉敏郎東大附属病院助教が「生命」を語る。素囃子が「神舞」、狂言が「蚊相撲」、語りが「那須与一語」、更に狂言「博奕（ばくち）十王」萬斎ほかと盛り沢山。「博奕十王」では萬斎の息子（裕基）さんが出演、野村家３世代が揃う。
　福岡は大濠公園能楽堂で午後7時からと翌日午後2時開演。狂言ファイルNO21「料理」を萬斎、小舞「鮒」を萬斎、狂言は「宗八」で万作ほか、今年は新作狂言「鮎」を萬斎らが演じる。
　また、大分では平和市民公園能楽堂で9月22日午後2時から開く。狂言のはなしが深田、狂言が「秀句傘」を万作ら、狂言「小傘」を萬斎らが出演する。問い合わせは092-781-1267.　　(中嶋）