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熊本市辛島公園地下駐車場がリニューアル・・・パスート24

2019年7月2日(火)

 駐車・駐輪場の運営管理・コンサルティング業務の潟pスート24(熊本市中央区中央街、増永創社長)は熊本城ホール運営共同事業体(潟Rンベンションリンケージなど4社)の一員として、熊本市辛島公園地下駐車場をリニューアルオープンし、5月から本格稼働を開始した。
 同事業体の一員として4月1日から同駐車場の管理・運営を開始した潟pスート24。カメラとAIを組み合わせた「駐車場在否車路管制システム」の導入やLED照明への改修、事前精算所の設置などの工事を進め、今回、24時間営業をスタートした。同駐車場は地下3階。駐車台数は現在340台で、11月末を目処に最終的に440台となる予定。また、電気自動車に対応した急速充電やカーシェアリングのスペース整備も計画している。
 カメラとAIを組み合わせた「駐車場在否車路管制システム」の導入は県内で初めてとなり、AIの学習が進めば、駐車のために車を切り返している最中に在車と判断することが可能になるなど、これまで以上に空車スペースを見つけやすくなるという。また、24時間営業に際して、LED化とカメラによる防犯性・安全性の向上も図った。料金は、一般利用が終日30分ごと100円で、打ち切り料金が午前7時〜午後7時までが1千円、午後7時〜午前7時までが800円。回数券やプリペイドカードのほか、入庫から12時間以内が714円で利用できる7枚つづりチケット5千円(有効期限3カ月)などを販売する。
 同社は「新たなシステムで分かりやすく、スムーズな駐車が可能になった同駐車場を体感してもらいたい」と話している。(宇治野)

LED化とカメラによる防犯性・安全性の向上も図った
AI搭載の360度対応カメラ
場内に新たに設置された電光サイン、混雑状況やルートが分かりやすくなった
新たに設けられた事前精算室と休息スペース
24時間体制で場内を見守る管理室
桜町再開発ビル横の駐車場への誘導サイン
辛島公園地下駐車場の入口
リニューアルの概要や24時間利用の開始について説明する増永創パスート24社長