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7億円かけ宇土市に支店事務所を建設・・・九州電気システム

2019年10月1日(火)

 鉄道関連電気設備の九州電気システム梶i福岡市博多区、小林宰社長)は宇土市新松原町に熊本支店事務所を建設、8月26日、熊本市西区蓮台寺4丁目の同支店を移転した。
 大牟田市の大牟田新幹線支店と八代市千丁町の八代工事所を集約するなどの組織再編に伴い熊本支店事務所を拡張したもの。場所は宇土市開発公社の宇土駅東多目的用地の一画で、敷地面積3372u。鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積は1991u。熊本支店(村上寿支店長、従業員数49人)と熊本新幹線支店(岡田好廣支店長、同26人)が入居。一階が倉庫、ロッカー室など、2階が事務所、3階が会議室、仮眠室などとなっている。50台収容の駐車場を設けた。総事業費は約7億円。
 村上支店長は「営業エリアが全県にまたがっているため、道路・鉄道とのアクセスがよく、また事業所集約の受け皿となる十分なスペースが確保できる立地を求めていた。隣接地には技術継承の施設を建設する構想もある」と話している。同社は1952年設立、資本金9250万円、JR九州の関連会社で鉄道関連電気設備のほか、建築電気設備、通信事業などを手掛ける。九州を中心に10支店、1営業所を展開し、売上高146億円(2018年3月期)。従業員数は580人。(佐藤)

宇土市新松原町の同社熊本支店事務所
村上寿支店長