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ワンピース「麦わらの一味」続々と

2019年12月30日(月)

12月7日、益城町木山の「益城町交流情報センター・ミナテラス」に詰めかけた多くの人々の眼前に現れた金色の銅像。同地ではワンピースの「サンジ像」の除幕式が行われ、辺りは大きな歓声に包まれた。
県では尾田栄一郎さんや鰹W英社の協力のもと、漫画「ワンピース」と連携した復興プロジェクトを発足。麦わらの一味「ヒノ国」復興編として、県内の被災地に「麦わらの一味」の像9体を設置し、熊本地震からの復興を応援するもの。昨年11月に熊本県庁プロムナードに設置された「ルフィ像」に次いで2体目。
益城町は学校給食センターが被災し、給食が食べられなかった背景から、麦わらの一味のコックである「サンジ」が選ばれた。記念式典には西村博則益城町長や小野泰輔副知事、週刊少年ジャンプの中野博之編集長が来賓で参列したほか、地元住民やワンピースファンなど1千人が駆けつけた。式では尾田さん直筆のサンジのイラストも披露され、大きな拍手が沸き起こった。西村町長は「サンジ像をきっかけに多くの方々に益城町を訪れていただければ」とあいさつ。除幕式後には登場キャラに扮したワンピースファンなどが銅像と記念撮影する光景も見受けられた。
また翌日12月8日には阿蘇市黒川の阿蘇駅前で狙撃手の「ウソップ像」の除幕式も開かれ、約1200人のファンや関係者が訪れた。残り6体は20年までに設置する予定という。(編集部・堀悟史)

12月7日、益城町木山の「益城町交流情報センター・ミナテラス」で開いたサンジ像除幕式。西村博則町長(左から4人目)や小野泰輔副知事(右から2人目)、週刊少年ジャンプの中野博之編集長(右から4人目)らが参列した
サンジ像除幕式には地元住民やワンピースファンなど1千人が駆けつけた
登場キャラに扮して写真撮影するファンら
12月8日には阿蘇市黒川の阿蘇駅前で狙撃手の「ウソップ像」の除幕式も開かれた
設置から1年を迎えた県庁プロムナードのルフィ像。イチョウをバックに撮影に興じるファンが多く訪れていた