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熊本駅ビルに東急ハンズの「ハンズ ビー」 ・・・ JR熊本シティ 

2020年8月29日(土)

熊本駅ビルなどの商業施設の管理・運営の鰍iR熊本シティ(熊本市西区春日3丁目、山下信二社長)は8月26日、建設中のJR熊本駅ビルの商業ゾーンに生活雑貨大手の東急ハンズが展開する「ハンズ ビー」が入店することを明らかにした。
JR熊本駅ビルは地上12階、地下1階(延べ床面積10万9千u)で、JR九州が展開する駅ビル(九州内に7カ所)の中では商業施設フロアとしてはJR博多シティに次ぐ規模になる。「ハンズ ビー」は3階に入る予定で、店舗面積は約1100u。同店は、東急ハンズの中小型専門店で、こだわり感や上質感を求める20代から40代の女性層もメインターゲットに、美容雑貨や季節商品、ギフト商品を中心に扱っている。JR九州リテール鰍ェFC形態で運営する。東京や神奈川、大阪などの大都市圏を中心に全国に20店舗展開。同店で21店舗目となる。九州では福岡市中央区の福岡パルコ店に次ぎ2店舗目となる。
同社の山下社長は「JRグループとして東急ハンズとは多くの駅ビルに入って頂いている。熊本駅ビルでは1100uのスペースの中で売れ筋商品を凝縮する形で「ハンズ ビー」を誘致した。若者だけでなく地域住民や通勤客など幅広い層に支持していただける商品構成でのフロアづくりを目指していただきたい」としている。同ビルに入る大型テナントは、1階にはスーパーマーケットの「ハローデイ」、4階には衣料品の「ユニクロ」、5階には衣料品の「ジーユー」、6階にはアミューズメントの「セガ」、約40万冊の蔵書をそろえるメトロ書店(熊本初)、7階には10スクリーン約1400席を構える松竹系のシネマコンプレックス「熊本ピカデリー」(九州初)が入る。さらに8階のバンケットホールには長崎市の潟<c梶[ドと熊本市の潟Zルモが7月1日に設立した合弁会社「ザ・フォレストテラス熊本」が婚礼式場とレストランを展開。9階から12階はJR九州グループが展開する宿泊主体型ホテルの最上級ブランドの「ザ ブラッサム」が入居する。アミュプラザのテナントリーシングは現在約90%。

名称をJR熊本駅ビル、同白川ビル、同春日南ビルに
 さらにJR熊本駅周辺で開発を進めている熊本駅ビル(仮称)、熊本駅北ビル(仮称)、熊本駅西ビル(仮称)の名称を、それぞれJR熊本駅ビル、JT熊本白川ビル、JR熊本春日南ビルに正式に決定した。
各ビルの建設工事の進捗率は、JR熊本駅ビル(来年春完成予定)が57%、JR熊本白川ビル(今年12月完成予定)が73%、JR熊本春日南ビル(今年12月完成予定)が30%。
山下社長は「駅周辺開発に関しては、総称して“熊本シティ”と呼び、新しい街づくりに取り組みたい。商業施設のアミュプラザで3500人、その他、オフィスなどで1500人の雇用を創出することになる。九州の中心都市、副都心としての熊本駅周辺など熊本の持つ力を信じで推進していきたい。熊本を元気にするために盛り上げていきたい」と今後の抱負を語った。(安田)

建設用のシートが取れ外観を現わしてきたJR熊本駅ビル正面
JR熊本駅ビル完成予想パース
JR熊本駅ビル3階大屋根部分
JR熊本白川ビル
JR熊本駅ビル断面図予想パース
JR熊本白川ビル内装工事