菊池市の竜門ダム敷地内にキャンプ場・・・同ダム周辺地域活性化推進協

　地元住民代表で構成する竜門ダム周辺地域活性化推進協議会（事務局・菊池市役所内、川口秀一会長）は９月１９日、同ダム敷地内にキャンプ施設「ドラゴンキャンプ場」をオープンした。
　場所は同市龍門にある同ダムの物販施設「ロンロン館」周辺で、キャンプ用地面積は約５千�u。最大４０張のテントが設置可能な芝生のフリーキャンプサイトで、利用料金（１３００円）を支払うことで午後２時〜翌午前１１時まで利用できる。営業日は月、金、土、日曜。ロンロン館で受け付け、いすやテーブルなどの貸し出し、炭の販売などを行う。また、同館は午前１０時〜午後９時（月曜は午後５時）まで営業しており、レストランやシャワー室などの利用が可能。運営は龍門出身者でつくる�鰍lＯＦＦ（同市龍門、緒方元一社長）が担う。また、将来的には龍門地域の農産品を食材として提供することも計画しているという。
　同協議会は「国土交通省菊池川河川事務所や菊池市と連携し、竜門ダムエントランス広場にてキャンプ場事業を行う社会実験の一環。龍門地区固有の資源である竜門ダム河川敷地をにぎわいある水辺空間として積極的に活用するための取り組みで、将来的には都市・地域再生等利用区域の指定を目指す」としている。
　同日、オープニング式典を開き、関係者らがあいさつ。内覧会や、立漕ぎで水上をボードで移動するスタンドアップパドルボートの体験会などを実施した。（米村）