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熊工を加え初の合同例会・・・6校経済同友会

2025年10月15日(水)

 熊本学園大学付属高校、九州学院高校、千原台高校、真和高校、第二高校、熊本工業高校卒業の経済人らで組織する6校経済同友会は10月10日、同市のホテルメルパルク熊本で2025年度の合同例会を開いた。
 熊本工業高校の熊工経営同友会を加え、初めて開いたもの。86人が出席した。はじめに今年の幹事校であるりんどう経済同友会(第二高校)の田照三理事長(田商会代表社員)が「レクリエーションや暑気払いなどを通じて、経済同友会同士の交流はますます盛んになってきている。物価高などで中小企業の経営を取り巻く環境が厳しさを増している中、本日の講演を自社経営に大いに生かしてほしい」とあいさつ。当日はアイスクリーム製造販売の潟pストラル(山鹿市)の市原幸夫社長が「農工商一貫ビジネスへの発展と拠点づくり」を演題に講演。市原社長は講演の中で「山鹿市は今、世界とつながる小さく強い地域としてどう活性化していくかがテーマ」と切り出し、自社の会社概要に触れ「生産から加工、販売に至る6次産業化を通じて里山農業のモデルづくりに挑戦している。地方の小さな会社だが、農産加工組織の事業再生や熊本空港との連携、林業の地産地消、台湾との交流、産学官連携などにも取り組んでおり、これらを通じて地域の課題解決や地域再生に貢献していきたい」と力強く講演。その後は竹野行雄千原台高校経済同友会長(竹野行雄税理士事務所長)による音頭で乾杯に移り、出席者同士で親睦を深めた。(大島)

6校から86人が出席した合同例会
田照三りんどう経済同友会理事長
竹野行雄千原台高校経済同友会長
橋口武弘九州学院経済交流会長
講演で「地域課題と向き合い、地域再生に取り組んでいる」と力強く語るパストラルの市原幸夫社長
当日は6校の経済同友会をステージで紹介した。写真は紫紺経済同友会(熊本学園大学付属高校)の会員。前列中央が西上佳孝会長(松屋本館社長)