トップ > フォトニュース > 氷川町に県内第一号の仮設住宅が完成・入居開始・・・2026年熊本地震
フォトニュースPhoto News

氷川町に県内第一号の仮設住宅が完成・入居開始・・・2026年熊本地震

2026年9月5日(土)

 7月28日に発生した熊本地震から1カ月あまり。震度7を観測した氷川町では仮設住宅・県内第一号として吉本仮設団地が完成し、9月5日から入居が始まった。吉本仮設団地は鉄骨平屋建てで間取りは2Kが15戸と3Kが5戸。20戸が整備され、43人が入居予定。10月中旬を目標に集会場所の「みんなの家」も整備される。
 入居者らが参加した鍵引渡し式では、関係者で黙祷を捧げた後、藤本一臣町長が登壇し「町内の住家被害は、現時点で半壊以上が1263棟。そのうち全壊が526棟を数え、これまでにない大きな被害を受けた」と報告。「町内で計画している4カ所の仮設団地のうち、一番最初に建設された。まさに県内でも第一号となる仮設住宅。迅速に建設できたのも県、関係者の皆さまのご協力の賜物。心より感謝とお礼を申し上げる」と謝意を示した。「本日入居される皆さまには、この新しい住まいで、少しでも心休まる穏やかな日常を取り戻していただきたい。これからの生活についても、皆さまの心に寄り添い、健康面、生活面のサポートに万全を期していきたい。氷川町の復旧・復興はまだ始まったばかり。全ての町民の皆さまが一日も早く元の生活を取り戻せるよう全身全霊を傾注して復興にあたっていく」と決意表明した。
 木村知事は「鍵の引き渡しができることを心より嬉しく思っている。現時点で熊本県内は6万4千棟を超える住家被害が発生している。ここ氷川町でも大きな被害を受けたが、県としてもしっかり皆さんを支えていく。 一緒にこれから再建の道を歩んでいきましょう。 今日からの新しい生活が、どうか心豊かな、温かな生活となりますように私も願っております」とあいさつした。
 その後、入居者を代表して、宮川高弘さんが藤本町長から鍵を受け取ったほか、支援団体などから記念品が贈呈された。最後に県の営業部長兼しあわせ部長・くまモンが登場し、入居者らが笑顔で記念写真を撮影した。
  県内では、6自治体で18団地・503戸の仮設住宅に着手していて11月中旬までの入居完了を目指している。
 9月9日(水)発行の週刊政治レポートで詳報。(編集部・宮崎泰樹)

くまモンと笑顔で記念写真を撮影する入居者ら
鍵の引渡し式に先立ち、黙とうをささげる入居者ら
鍵の引き渡し式であいさつに立つ木村知事。藤本氷川町長や入居者も式典に参加した
藤本町長から鍵を受け取る入居者
完成した仮設住宅を見学する入居者とくまモン、藤本町長、木村知事ら
鍵を受け取り室内に入る入居者