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「25式地対艦誘導弾」展示会はじまる・市民団体が抗議活動も

2026年10月3日(土)

 防衛省九州防衛局と陸上自衛隊西部方面総監部は10月3日、健軍駐屯地で「25式地対艦誘導弾」を含む装備品展示会を開催している。午前、午後、夕方の3部で、概況説明と装備品の展示を行うという。
 25式地対艦誘導弾は、政府が「反撃能力」の一環として導入を進める長射程ミサイルで、3月31日に健軍駐屯地への配備が始まった。国内での部隊配備は熊本が初めて。射程は約1000�qとされ、政府は日本への武力攻撃を抑止・対処するための能力として位置付けている。
 展示会は8月22日に予定していたが、熊本地震への対応を優先するため延期されていた。展示会をめぐっては、防衛省が3月に県知事や熊本市長ら自治体関係者を対象に装備品の展示と説明を実施。その後、住民向けの展示会開催を決めた。
 市民団体・「反戦反核くまもとアクション」や「県平和委員会」、「平和を求め軍拡を許さない女たちの会熊本」などは午前9時から同駐屯地東門前で抗議活動を行い、対話型の住民説明会の開催と配備撤回を求め約20人でマイクリレーを行った。
 一方、カウンターに訪れた阿蘇市の政治団体・國心桜魂塾の街宣車が大音量で会場を周回した。通行者の保護と両団体の衝突を回避するため警察官らが警備にあたり会場周辺は一時騒然となった。(編集部・宮崎泰樹)

「25式地対艦誘導弾」を含む装備品展示会を開催している健軍駐屯地。受付が設置された東門前では市民団体が抗議活動。政治団体がカウンターに訪れ一時騒然となった