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植木工業団地内の新技術棟が完成・・・タイヘイテクノス

2018年5月29日(火)

 制御部品などの製造・販売、各種生産設備の設計・製作のタイヘイテクノス梶i熊本市北区高平3丁目、藤本勝社長)が同市北区植木町石川の植木工業団地内に建設していた新技術棟「石川工場技術センター」が5月28日に完成した。
 同社ソリューション事業部がある植木営業所(同市北区植木町岩野)が一昨年4月の熊本地震で被災し老朽化も進んでいたため、機器事業部(同市北区植木町石川、植木工業団地内)の駐車場南側に技術棟を新築したもの。また、これまで本社ビル内にあったソリューション事業部の管理課、営業課と植木営業所内にあった計装課、電気設備課、機械設備課を新技術棟内に集約。業務の効率化とコミュニケーションの活性化を図った。
 場所は県道大津植木線の植木工業団地南側。建物は鉄骨造り2階建て、延べ床面積は1737u。1階に機器事業部、2階にソリューション事業部が入る。主に機械器具設置事業、電気工事業、管工事業における営業、設計および施工の拠点としての役割を担う。6月からは同社従業員約210人のうち約130人が同工場で勤務し始めるという。
 藤本社長は落成式で「世の中はIoT、AI、ロボティクスと目まぐるしい勢いで、自動化のためのシーズ技術が進化している。この石川工場に当社のエンジニアを集結し、新たなシーズ技術を習熟し、人手不足からきている自動化設備の成長トレンドに是非とも応えていきたい」とあいさつした。(宇治野)

「来年3月には北熊本スマートインターが開通。九州各地へのアクセスが便利になります」と話す藤本勝タイヘイテクノス且ミ長
植木工場団地内に完成した「タイヘイテクノス石川工場技術センター」
竣工(しゅんこう)式の神事に出席した関係者
テープカットに臨む関係者(写真左から平田機工鰍フ本郷取締役執行役員、光進建設鰍フ井上社長、泣鴻Sス設計同人の丹伊田穰社長、藤本社長)
「2018年度は売上高142億円と過去最高を記録、タイヘイテクノス鰍フ秘めたチャレンジ精神からは将来への可能性を感じる」と祝辞を述べる本郷仁基 平田機工且謦役執行役員グローバル事業本部長
「新工場を起点に新たなビジネスチャンスの拡大に期待しています」と来賓祝辞を述べる佐々岡浩 シャープエネルギーソリューション且ミ長
設計施工に携わった光進建設鰍ニ泣鴻Sス設計同人に感謝状が贈られた。写真は光進建設鰍フ井上弘太郎社長
協力企業を代表して宮本電機鰍フ宮本憲社長が乾杯の音頭をとり、祝賀会へと移った
音楽のライブもあり、なごむ新技術棟内の会場。当日は協力企業など約70人が出席した