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新構法採用し新たな耐震住宅を開発・・・エスケーホーム

2016年8月29日(月)

 住宅設計、施工の潟Gスケーホーム(山鹿市鍋田、瀬口力社長)は潟Gヌ・シー・エヌ(以下エヌ社、東京都、田鎖郁男社長)と業務提携し、エヌ社の構法を採用した新たな耐震住宅商品を開発する。
 エヌ社は阪神大震災を契機に、集成材を独自開発の金物で接合して耐震強度を高める「SE構法」を開発。昨春時点で、全国で約1万6千戸が同構法を採用している。ガレージハウスなど柱や区画の壁が少ない大空間を安全確保したまま実現できる特徴があり、同社では同構法を取り入れた耐震住宅を開発し、主に富裕層向けに9月から提供開始。新たな販売チャネル獲得を目指す。
 同社は「SE構法の家は東日本大震災でも倒壊しなかった。熊本でもSE構法を採用した耐震住宅商品の開発を進め、安心安全かつ豊かなライフスタイルを送る家の普及を目指したい」と話している。

SE構法の耐震住宅
大きな吹き抜けのある空間を安全確保したまま実現できるのがSE構法の特徴
柱や梁そのものを互いに剛接合し、強固な構造躯体をつくり上げる。鉄骨造りや鉄筋コンクリート造りに見られるラーメン構法を取り入れている
エスケーホームの瀬口力社長