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南区野田に新ブランドのモデルハウスオープン・・・エスケーホーム

2017年5月31日(水)

 注文住宅設計、施工の(株)エスケーホーム(山鹿市鍋田、瀬口力社長)は4月22日、熊本市南区野田3丁目に新ブランド「MIYAMOTO」のモデルハウスをオープンした。
 場所は国道3号沿い、西松屋チェーン熊本川尻店南側。完成したモデルハウスは、敷地面積332・06u、木造平屋建て、建築面積は114・15u。室内には、リビング、ダイニング、キッチン、和室、寝室、子供部屋などを設けている。同社の建築家である宮本裕士建築部課長が設計に携わり、世界最大級の家具見本市・ミラノサローネのトレンドを取り入れるなど、デザインにこだわっている点が特徴。子供が小さいうちは、外出前の身支度や子供の歯磨きなどをリビングですることが多いため、リビングに洗面台を設けるなど、子育てをしやすい間取りを実現したという。また、外からのプライバシーを守るため、道路沿いには窓をほとんど設けず、リビングの両脇2か所に中庭をデザインし、開放的な空間を実現している。モデルハウスの営業時間は午前10時から午後6時、定休日は水曜日。
 また6月から、同敷地内に南支店を新たに建設する。完成は9月の予定。事務所内には、VRルームを設け、設計段階のデザインを3D画面で見ることができる。
 瀬口社長は「これまで当社が販売してきた商品とはまた違った商品を開発したいとの思いから、社内建築家ブランドを販売することになった。こだわり強いお客様など、これまで当社が弱かった層にも喜んでいただける商品。社員のモチベーションアップにもつながるため、今後も社内建築家シリーズを販売していきたい」と話している。
 同ブランドの設計を手掛ける宮本課長は「モデルハウスでは、リビングに座ると右手には中庭が広がり、左側のウッドデッキでは家族が食事を楽しむ姿が想像できるなど、空間ごとのこだわりを見ていただける。こだわりが強い方、立地条件などで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度相談していただきたい」と話している。(加藤)

壁や引き戸などの間仕切りを設けず各部屋に高低差を設け空間分けした室内
子供が勉強するカウンターとしても利用できるようデザインしたキッチン裏の収納スペース
リビングに設けた洗面台。長さ2mほどあり、親子並んで利用できる
夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気も楽しむことができる中庭
設計を手掛けた同社建築家・宮本裕士課長
瀬口力社長