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作業をNPOに委託し、障がい者支援・・・フジバンビ

2014年2月12日(水)

 菓子製造販売の潟tジバンビ(熊本市北区四方寄町、吉田高成社長)は、就労継続支援のNPO法人オールサポートに委託し、障がい者支援を行っている。
 同NPOに2年前から委託し、就労訓練の一環として自立訓練・就労移行支援の医療法人社団友志会ジャンプつばさも業務に協力。これまでは同NPO内で作業していたが、フジバンビが会社全体として障がい者への支援体制を整え、社員との交流を増やす考えで、昨年完成した新社屋5階に専用の作業場を設けた。作業場では障がい者が週3回程度、同社の主力商品の黒糖ドーナツ棒や阿蘇ジャージー牛乳ドーナツ棒、紅芋ドーナツ棒の箱詰め業務を行っている。
 吉田社長は「社会貢献の一環として5年程前から障がい者支援を始めた。みなさん真面目に仕事に取り組み、社内でも元気にあいさつを交わし、活気がある。今後も障がい者の雇用も含めて広く支援していければ」と話している。(宮田)

個包装された菓子を箱詰めする作業
さまざまなタイプのパッケージ。手作業で箱詰めし、同社スタッフが再検査し出荷
昨年9月に完成した新社屋。5階にNPOの作業場を設けた
同社の主力商品「黒糖ドーナツ棒」(左)と「紅芋ドーナツ棒」