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最先端の農業技術システムについて情報発信・・・ハイコム

2025年4月30日(水)

 ハイコム(熊本市中央区新屋敷1丁目、甲斐大童社長)は阿蘇くまもと空港に4月7日にオープンした「くまもとSDGsミライパーク」に、人工光源と水耕栽培を組み合わせてハーブや葉物野菜を育てる農業技術システムを紹介するブースを出展した。
 最先端の農業技術システムの発信を通じて、SDGsの教育に寄与するのが目的。84uのブースに農業技術システムのショーケースタイプ6機を展示している。同システムは水と電気の供給によって約10種類のハーブや葉物野菜を育成するもので、異常気象や気候変動の影響を受けずに安定した収量が確保できることに加え、必要な量を栽培するためフードロスを削減する。また、ホテルやオフィスビルなどで栽培できるため、配送によるCO2排出など環境への負荷軽減効果もある。ブースでは実機のほか、「宇宙植物工場へ探検してみよう!」をテーマに農業技術システムを紹介したパネルも展示している。
甲斐社長は「同システムは水と電気があればどんな場所でも栄養価の高い植物を栽培することができる。ホテルやオフィスビルなどで野菜などの供給を可能にし、フードロス削減やCO2排出量の減少による持続可能な社会の実現に貢献していきたい」と話した。(森口)

ブースではハーブや葉物野菜を栽培している農業技術システム6機を展示している