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県産栗を使用した数量限定の栗焼酎を製造…瑞鷹

2011年4月1日(金)

 熊本市川尻4丁目の瑞鷹梶i吉村浩平社長)は3月14日、数量限定の栗焼酎「ぽっ栗(くり)」の出荷を開始した。
 同商品は葛g平物産(熊本市城山大塘2丁目)の吉平拓和社長の企画、通潤酒類販売求i山都町、山下泰雄社長)の協力により瑞鷹が製造したもの。
 熊本県は栗の収穫量が全国2位、出荷量は全国1位で、良質で味が良いとされているが、栗農家の減少や栗畑の耕作放棄地などが増えている問題を受け、栗を使用した新しいブランドを確立し、熊本の農産物を盛り上げようと吉平社長が発案。昨年の秋に収穫した県産の栗を調達し、瑞鷹に製造を依頼。実際の製造にも県産の栗を100%使用しており、原料中の栗使用比率は40%。栗独特の甘い香りと深みのある味わいが特徴という。720ミリリットル入りで、アルコール度数は25度。2500本の数量限定で吉平物産が中心となり県内飲食店などに販売する。(宮田)

販売開始された栗焼酎「ぽっ栗」
3月10日に飲食業者向けに開いた試飲会。試飲した参加者からは「栗の甘い香りがいい」など意見が寄せられた
「栗焼酎の製造は初めて。栗の香りの加減、味のバランスなど難しい点が多かった」と話す瑞鷹の吉村朋晃専務
「各酒造で栗焼酎を製造するきっかけになれば。熊本のおいしい食べ物とお酒で飲食の街として盛り上げたい」と話す吉平物産の吉平社長
試飲会では吉平物産が扱う「クマモト・オイスター」の試食も行われた