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熊本地震から1年・・進む産業・インフラの復旧 生活再建の実感には温度差

2017年5月2日(火)

震度7の激震が2度も襲い、震災関連死を含め200人以上の尊い命を奪った熊本地震から1年。被災家屋は約19万棟におよび、今なお4万8千人余りが仮設住宅などでの仮住まいを強いられている。生活再建の実感には温度差がある一方で、産業・インフラの復旧工事は確実に進み、復興特需による企業経営者の景況感も早い段階で回復へと転じた。震災から1年後の被災地の現状と復興への動きをカメラで追った。(熊本地震取材班)

今夏開通のめどが立った南阿蘇村河陽の国道325号と同村 立野の国道57号を結ぶ栃の木―立野間約3qの阿蘇長陽大橋 ルート
新たな橋台の架け替えのため、鉄筋コンクリートの型枠作業が進む 阿蘇長陽大橋。写真下は同橋から立野側に整備している付け替え道路
昨年7月に撮影した阿蘇長陽大橋。橋梁本体に大きな損傷はなかったが、立野側の橋台と道路が大きな損傷を受けた