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県営・荒瀬ダム、一部を遺構化・・・ダム撤去の歴史を後世に

2017年7月11日(火)

2017年度中の解体完了を目指し、撤去工事が進められる県営・荒瀬ダム(八代市坂本町)。半世紀以上に亘って電力を供給してきた歴史と全国初と言われる本格的なダム撤去の様子を後世に伝えるため、県はダムの一部を残し、遺構として保存・活用する方針を示している。

左岸(国道219号側)上流から臨む荒瀬ダムの取水口。堤体が撤去されたことで、球磨川流域の水質は以前に比べ改善しているという
右岸(県道中津道八代線側)では管理施設の 解体工事が進められる(6月8日撮影)
右岸側の堤体撤去を終え、左岸側の門柱を撤去する直前の荒瀬ダ ム(15年5月撮影)