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熊本港に新ガントリークレーン・・・県

2024年12月5日(木)

 県は10月、熊本港(西区新港)西側のコンテナターミナルに新たなガントリークレーンを配備した。今後据付工事や試運転を経て、25年1月の稼働開始を予定している。予備機として使用する旧機との2基体制で貨物積み降ろしの効率化を図る。整備費用は工事費など含め約15億円。
 県は12年(平成24)年に1基目を配備したが、荷主や船社などから故障時や災害時のBCP(事業継続計画)に対応する意味でも2基体制による安定した代替機能の確保が求められていた。
 新クレーンは高さ約51・7m、コンテナを積み降ろす「ブーム」の長さは船側に32・7m。最大約1700個積みの大型コンテナ船の積み降ろしにも対応する。半導体生産世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)進出に伴う関連産業の集積で期待される取扱貨物の増加にも力を発揮しそうだ。国は今年度から同港西端で水深7・5mの耐震強化岸壁を着工。将来、大型船の接岸も期待される。

10月29日早朝、熊本港コンテナターミナルに設置された新ガントリークレーン。大分市のメーカー工場から台船に載せ、海上輸送した。奥が予備機となる1基目のクレーン
台船から陸揚げされ所定のレールに据え付けられる新クレーン
撤去される“熊本港1号機”のジブクレーン(手前、青色)。積み降ろし時の不安定さが指摘されていた