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25〜27年度分譲へ整備急ピッチ・・県内工業団地

2024年12月27日(金)

県内で半導体生産世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)進出を機に関連企業の立地が相次ぐ中、今後の受け皿となる工業団地整備が県内各所で進んでいる。現在県内の計画は本誌調べで官民合わせ13カ所、開発総面積は200ha超。2025〜27年度の分譲開始を目指す団地も多く、25年は整備のピッチが上がりそうだ。
 西原村は26年度分譲に向け、村営3カ所目の「第2鳥子工業団地」(鳥子、約12ha)の造成工事を進行中。村企画商工課は「6区画中、4区画に半導体関連や食品などの製造業が内定した。企業の関心は高い」としている。
 合志市の市営3カ所目となる「東部工業団地」(福原、11・2ha)は12月、造成に着手した。2区画で、25年度の分譲開始予定。市商工振興課によると、半導体関連製造や物流業の問い合わせが多い状況だ。
 玉名市三ツ川では同市の巨M栄不動産(木村信社長)と市の官民連携団地の整備が進む。22年に着工した「玉名三ツ川産業団地」(15・6ha、9区画)は6区画が予約済みで、市商工政策課は「現在製造業に絞り誘致している。TSMC第2工場建設の後押しも感じている」と期待する。
 半導体関連企業の集積で見込まれる倉庫需要に対応し、大規模な倉庫も。久留米市の不動産業、距ム商店と関連の蒲ム倉庫は御船町木倉に5棟を建設、国内大手物流業などへの賃貸が決まっている。

西原村鳥子で造成工事が進む「第2鳥子工業団地」(約12ha)。県道山西大津線沿いで、熊本空港から車で約10分の距離にある
合志市の市営3カ所目となる「東部工業団地」整備地(福原、約11ha)。東京エレクトロン九州(写真奥)の西側に隣接する
物流関連企業が物流センターを着工した玉名市三ツ川の玉名三ツ川産業団地(15・6ha、9区画)