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台湾・高雄線が再開・・チャイナエアライン

2025年3月3日(月)

  チャイナエアライン(中華航空、台湾・桃園市)は2月3日、新型コロナウイルスの影響で運休していた熊本−高雄間の国際定期便を再開した。2020年2月以来5年ぶり。
 熊本−台北間が好調に推移していることや、台湾積体電路製造(TSMC)進出で台湾との交流が活発になっていることから需要を見込んだ。月、水、土に週3往復する。熊本発が午前11時55分、高雄発が午前7時40分。機材は180人乗り。再開初便は往復便とも満席だった。 
  同日は熊本空港で運航再開を祝う式典があり、李宜洲・チャイナエアライン日本支社長は「台日間のネットワークが拡充され、観光やビジネスの交流を促したい」とあいさつ。熊本国際空港鰍フ山川秀明社長は「高雄と熊本は縁深い関係。再開は大変有難く感じている」と喜びを語った。高雄線の再開で熊本と台湾を結ぶ国際定期便は2社計15便となった。

再開初便から降りた高雄からの観光客ら。熊本空港到着ロビーでは横断幕を持った県職員らが記念品を手渡し出迎えた
熊本空港に到着した高雄からの初便。2月3日、午前11時頃。機材はエアバスA321neo
山川熊本国際空港社長、亀崎直隆副知事、李チャイナエア日本支社長らが出席した記念式典。くす玉を割って運航再開を祝った