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南九州西回り自動車道「芦北出水道路」 2028年度開通へ

2026年4月30日(木)

 八代市を起点に水俣市、出水市、薩摩川内市を経て、鹿児島市に至る全長142qの南九州西回り自動車道の一部区間となる「芦北出水道路」の水俣インターチェンジ(IC)〜出水IC間(16・3q)が、2028年度に開通する。
同区間の主要な橋梁の上部工工事に着手し、構造物の完成の目途がついたことから、管轄する国土交通省八代河川国道事務所が2月16日に発表した。開通すれば八代市から鹿児島県阿久根市まで自動車専用道路での移動が可能になり、八代市役所から出水市役所までの所要時間が現在の82分から14分短縮され、68分になる見通し。県南地域にとっては鹿児島県側からの観光誘客や農作物、水産物の効率的な物流による産業振興をはじめ、救急医療の搬送時間短縮など、さまざまなストック効果が期待される。特に並行する国道3号は豪雨災害の影響で冠水や土砂の流出による全面通行止めが発生しており、代替道路として災害に強い道路ネットワークの構築にも寄与する。(甲木)

▲水俣市袋地区では道路を形成する改良工が進み、袋ICの輪郭がはっきりと見え始めている
▲袋ICに近い永尾〜岡山地区ではボックスカルバートを設置し市道を造る函渠(かんきょ)工事が進む