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世界初のアンモニア輸送船建造中

2026年8月28日(金)

 国内造船大手、ジャパンマリンユナイテッド蒲L明事業所(JMU、長洲町有明)で、世界初となるアンモニアを燃料としたアンモニア輸送船の建造が進んでいる。昨年1月に着工し、今年11月に引き渡し予定。
 二酸化炭素などの温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を掲げるなど海運業界の脱炭素に向けた新燃料船のニーズに応じた。建造している船は4万㎥のアンモニアを運び、国内で開発された世界初のアンモニア燃料エンジンを搭載している。同事業所では初となるメタノールと重油の2元燃料船の建造も始めており、現在全社的にさまざまな燃料船建造への対応を進めている。
 世界的な商船需要の高まりで、主力の大型タンカー(VLCC)やバラ積み船(バルクキャリア)の受注も堅調に推移。28度まで2年分の受注を、ほぼ確保している。(編集部・川野敬之)

▲建造中のアンモニア運搬船。全長180m、幅32m、総トン数3万トン
▲側面から見るアンモニア船。毒性が強いアンモニアに対し、建造には各種の防毒対策が講じられているという
▲事業所西側では建造量増に備えた新岸壁の整備が進行中だ。来年4月の供用予定