トップ Companies くまもと経済EX 2007 地域コミュニテイの構築へ向け情報のUD化を推進
くまもと経済EX 2007

熊本の明日を拓く未来創造企業の戦略

■製造・農業  ■電力・運輸・建設・不動産 
■情報通信・ICT関連  ■金融・保険・卸・流通・小売  ■飲食・サービス  ■医療・医療関連・教育 
情報通信・ICT関連
地域コミュニテイの構築へ向け情報のUD化を推進
(株)エヌ・アイ・ケイ
新社長にRKKの松本取締役東京支社長が就任
松本 秀一 社長
 「創業23年のIT技術の蓄積とその信頼、当社は優れたソフト開発力のある組織です。今後は出資会社のRKKとのメディア融合を模索しながらも、地域の中で“最良のパートナー”となるべく営業基盤をさらに強化していきたい」と松本社長は新任の抱負を語る。現場の技術部隊を統括する山城取締役統括部長はNIKの企業理念について次のように説明する。


松本 秀一 社長
まつもと・しゅういち 1945年6月1日生まれの62才。熊本市出身。早稲田大学教育学部卒。70年(株)熊本放送入社、本社営業部を皮切りに福岡、東京、大阪支社の各営業部を歴任。RKKメディアプランニング出向を経て、大阪支社営業部長、02年本社業務局長、04年取締役東京支社長、今年3月から(株)エヌ・アイ・ケイ顧問を経て6月1日から現職。趣味はゴルフ。
地域コミュニティをITシステムで再構築
山城裕慈 取締役統括部長
同社の幹部社員によるミーティング
 競争原理の中で生まれてきたIT、効率化省力化を追及する企業とそれを利用する組織、そして創り出すITベンダー。
 それらのシステムは子供たちが遊ぶ地域の生活環境までに広がり人間のコミュニケーションの環境まで省力化効率化していくのではないかと危惧する。そして人間の五感の尺度を越えてデジタルという普遍なものに変えていき、いずれ心の環境汚染を起こすことになるだろう。その前兆が最近の青少年の犯罪に現れていると感じる。「人に役立つ」とは効率化のことだろうか?10年前掲げた「地域コミュニティの構築とネット上に世間を再構築」人的システムとの融合を基盤とした先駆的ITシステムを目指し開発している。力を失いつつある地方にサービスビジネスを創出し地域の新たな経済サイクルを誕生させる。地方こそ人の笑顔と緑の光に感動があり創造力が育つ。ソリューションもクリエーションも都会の雑踏の中では生まれない。地方で創造されたものが次世代のシステムとして社会のニーズに応えられると確信している。我々が開発してきたシステムはまだ値札が無いが訪れるユビキタス社会は大きな価値をつけてくれる。「人同士が支える心、子供達の笑顔」それを拡げていくシステムの開発者にNIKの名を残したい。そして 自然や人が育つ地域に情報が集まりネット上にコミュニティが形成されビジネスが広がる。そのサイクルを加速するコミュニティシステムをNIKブランドで構築する。
境 寿俊主査(熊本大学工学部卒)
西村 和高主幹(熊本大学工学部卒)
下田 聖子(九州工業大学情報工学部卒) 田畑 靖子(熊本大学工学部)
里 順一主任(熊本大学工学部卒)
佐藤 静恵(九州工業大学情報工学部卒)
企業DATA
[所在地] 〒860-0844 熊本市水道町14-27KADビル
[TEL] 096-320-9588
[FAX] 096-320-9587
[資本金] 5,000万円
[設立] 1984年4月
[事業内容] ITシステム
[代表者] 代表取締役社長 松本秀一
[従業員] 45人
[URL] http://portal.kumamoto-net.ne.jp/

[採用情報]
●募集要項:ITクリエータ
●担当者:Webディレクター 住本智子
※この記事内容は、くまもと経済EX:2007年7月1日発行分の掲載内容です。