トップ Companies くまもと経済EX 2008 相互扶助の理念を大切に、 地域社会、地元中小企業を応援
くまもと経済EX 2008

熊本の明日を拓く未来創造企業の戦略

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■金融・保険・卸・流通・小売  ■情報通信・ICT関連  ■電力・運輸・建設・不動産  ■製造・農業 
金融・保険・卸・流通・小売
相互扶助の理念を大切に、 地域社会、地元中小企業を応援
熊本第一信用金庫
スピード経営と現場主義がモットー
熊本市花畑町の本店ビル
 「金融機関相互の競合など、業界を取り巻く環境は依然厳しいものがあります。しかしこうした時だからこそ、信用金庫が掲げる相互扶助の理念を大切に、きめ細かい支援で地元中小企業の皆様のお役に立てるよう頑張っていきたい」。6月13日の総代会で理事長に就任した豊住賢一新理事長は今年56歳、9年ぶりの理事長交代は、前任の粟津理事長とは17歳差の若手理事長の誕生となった。「スピード経営と現場主義」がモットーと語る豊住理事長は、今後も現場に身を置き、経営の陣頭指揮にあたる。

豊住賢一理事長
とよずみ・けんいち/熊本市出身、1952(昭和27)年4月8日生まれ、56歳。九州大学工学部卒。77年入庫、2000年人事研修部長、03年理事人事担当、05年同本店営業部長、06年同業推担当、07年6月から常務理事一菜務推進部・業務企画部一個人融資部担当。趣味はドライブ、カメラ。
平均観客動員数に応じて金利を上乗せロアッソ熊本をバックアップ
県民挙げての応援が、そのままチームの活動を支援「ロアッソ熊本応援定期」
 地域経済の発展はもとより、スポーツ、文化、教育など多方面にわたる社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる熊本第一信用金庫では、地元プロサッカーチーム「ロアッソ熊本」の支援を目的に、このほど新商品「ロアッソ熊本応援定期」を発売した。金融商品と、地元のスポーツ振興という社会貢献活動を結びつけた同金庫の取り組みも既に4年目を迎えた。多くの県民の注目を集め、県民挙げて地元チームを応援する機運を盛り上げるきっかけともなった「ロアッソ熊本応援定期」は、今年も数々の特典が盛り込まれている。今シーズンのホームゲーム平均観客動員数に応じた金利の上乗せ。さらに今シーズンのホームゲーム総観客動員数の5倍の金額をロアッソ熊本に活動資金として支援するなど、県民挙げての応援が、そのままチームの活動を支える仕組みとなっている。預け入れ金額は10万円以上。募集期間は10月31日まで。(詳しくは各支店窓口にてご確認下さい)
環境活動の実践目標とセットになった定期預金
普段の生活で実践できる環境活動を応援する「エこころ定期預金」
 C02排出による地球温暖化が懸念される今日。世界的に環境保護、エコロジーヘの関心が高まっている。熊本第一信用金庫では、「できることからはじめる環境にやさしい生活jをテーマに、普段の生活の中での環境活動を実践目標に定めた「エこころ宣言書」とセットになった「エこころ定期預金」を発売している。同定期預金を申し込む際には、C02削減に向けた実践項目を記した「エこころ宣言書」を提出することが条件。「冷房は28度に、暖房は20度に」、「水道水の無駄をなくす」。「省エネタイプの家電品を選ぶ」、「自動車の省エネ運転に努める」など、温暖化防止に役立つ普段の生活習慣の実践を呼びかける内容となっている。預け入れ金額は10万円以上、預け入れ店頭表示金利に0.1%の金利上乗せ特典が付く。募集期間は平成21年3月31日まで。
大切な資金のお預け入れ退職金専用の定期預金
預入金額が1,000万円以上から300万円以上に。定期預金「セカンドライフ」
 最近の調査によると、夫婦でゆとりある老後を過ごすための生活費は月額約38.3万円(生命保険文化センター「平成19年度生活保障に関する調査」より)という結果が出ている。サラリーマン夫婦の公的年金額が約23万円(厚生労働省「モデル年金月額」より)に対して約15万円の不足が出る計算だ。定期預金「セカンドライフ」は、そうした夫婦のゆとりある老後に役立てていただくための個人利用者を対象とした退職金専用の定期預金。預け入れ金額は昨年の1000万円から300万円に切り下げられ利用しやすくなっている。預金の期間は3年または1年満期定期預金。300万円以上〜1000万円未満のスーパー定期300及び、1000万円以上の大口定期預金の店頭表示金利に0.3%が上乗せされる。
 「ロアッソ熊本応援定期」、「エこころ定期預金」、「セカンドライフ」など、顧客ニーズにきめ細かく対応した商品の販売に力を注ぐ熊本第一信用金庫は、これからも地域に必要な身近な金融機関として、県内経済の活性化に貢献する。
企業DATA
[所在地] 〒860−0806熊本市花畑町10−29
[TEL] 096-355-6111
[資本金] 出資金:22億円
[設立] 1950(昭和25)年8月1日
[事業内容] 金融業(信用金庫)
[年商] 預金高:2,292億円(平成18年12月末現在)
[代表者] 会長・森本孝 理事長・豊住賢一
[従業員] 役職員数:278人(男209人、女69人)
[出先] 店舗数:28店舗

[採用情報]
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※この記事内容は、くまもと経済EX:2008年7月1日発行分の掲載内容です。