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いちばん先の景色へ。 B787ドリームライナー この秋、ANAからテイクオフ!
全日本空輸褐F本支店・ANAセールス褐F本支店
大型化ではなくコンパクト化、卓越した環境性能、超・快適空間・・・ボーイング787という、
まさに未来へ向かって飛び立つ新世代機の開発から携わり、
そして世界に先駆けて導入するのが、ANA。
ボーイング社、ANA、そして数々の日本企業の先端技術の粋を集めて創りあげた、
まさに“Maide with Japan”が、いよいよ世界の空をリードすべく離陸します。
燃費性高めた注目の新世代機
 全日本空輸がローンチカスタマーとして世界で初めて導入する米ボーイングの最新鋭中型旅客機787のテスト機が7月3日、就航に向けた検証を行うため日本に初飛来した。今秋から順次運航を開始する予定で今年度に14機、来年度には10機を導入し、将来的には55機まで拡大させる計画だ。
 世界の空を変えるとも言われる787“ドリームライナー”、その機体には最先端のテクノロジーが凝縮されている。中でも注目を集めているのが、ボディや主翼に採用された新素材。従来のアルミ合金に代わり、全重量の50%以上がカーボンファイバー(炭素繊維)をベースにした複合材で、軽量にもかかわらず強度は鉄の9倍。機体の大幅な軽量化が実現できたため従来機に比べ20%もの燃費効率向上を実現した。さらに新素材を使ったことなどから窓が767より1.6倍広くなるなど、機内の快適性も向上している。この画期的な新素材の開発で重要な役割を果たしてきたのが、実は東レなど日本の繊維メーカー。さらに主翼やボディの主要パーツの製造にも、三菱重工業、川崎重工業、富士重工業といった日本メーカーが大きく関わっている。全体の約1/3が日本製だ。787は米国産でありながら日本の技術のDNAが組み込まれた旅客機でもある。
 燃費効率がよくなったため航続距離も格段に伸び北米大陸への直行便も可能になるなど国内長距離線、国際線でのアドバンテージも極めて大きくなる。
ニッポンを元気にする「I DO プロジェクト」
 ANAグループでは東日本大震災の発生以降、様々な形で支援活動を実施してきたが、6月中旬からは“ニッポンを元気にする「I DO プロジェクト」”を始動した。「心をひとつに、がんばろう●ニッポン」のスローガンのもと、社内イントラネット上に「心をひとつに」サイトを立ち上げて、社員の発案によるさまざまな震災支援活動を紹介すると共にお客様サイドからの「I DO」を募集、紹介していく。
 運輸業界としては初の「エコ・ファースト企業」(環境省)に認定されているANAグループ。熊本支店でも同社が就航している国内全空港周辺での緑化造育林活動「私の青空 森づくり」を08年から展開、阿蘇郡西原村(俵山)に地元ボランティアらと共に植林し森の再生を図っている。さらに、熊本赤十字病院での患者さんへのスズランの押し花のしおりプレゼント、赤い羽根共同募金活動、熊本市中心市街地活性化の「ゆかた祭り」への参加など様々なレベルの地域貢献活動へも継続的な支援を惜しまない。
profile
瀬屑誠 熊本支店長
せくず・まこと/千葉市出身、1962年12月10日生まれ、48歳。慶應義塾大学法学部卒。85年全日本空輸入社、福岡支店販売計画部販売計画課リーダー、営業推進本部マーケティング企画部長、同グローバルレベニューマネージメント部部長、施設部担当部長を経て11年4月から現職。趣味は音楽、乗り物全般。
企業DATA
[所在地] 〒860-0805 熊本市桜町1番20号 西嶋三井ビル8階
[TEL] 096-322-5351
[FAX] 096-322-5352 
[設立] 2002年1月8日
[事業内容] ANA航空券販売業務、旅行業、主要ブランド(ANAスカイホリデー・国内、ANAハローツアー・海外)
[従業員] 約1635名(熊本支店11人)
[URL] http://www.ana.co.jp/

[採用情報]
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※この記事内容は、くまもと経済EX:2011年7月1日発行分の掲載内容です。