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『新設から再生まで』すべてお任せホスピタリティ溢れる駐車場のプロ集団

パスートグループ　㈱パスート２４、日本パスート㈱

不況の長期化と大型郊外店進出などによる利用者減は、
駐車場オーナーにとって死活問題。
パスートグループは約２０年にわたる駐車場ノウハウを生かし、
新設から再生までケースに応じて結果を残すプロ集団である。

全国的に注目を浴びる『パスート２４熊本中央』

　九州圏内で100件以上の施工実績を持つ同社。顧客と管理者両方の視点から、独自の工夫や最新技術の開発を盛り込んだ設計思想は、より快適で合理性ある駐車場を創出している。もちろん、駐車場の適地調査・マーケティング調査は欠かさない。
　それをパッケージ化した駐車場が熊本市下通２丁目の『パスート２４熊本中央』。ノウハウを集積し全国展開を視野に入れた同駐車場は、８層９階本格自走式立体駐車場（372台収容）で、新しい駐車場のモデルとして全国から注目を浴びている。１台あたりの車室は幅2.5ｍとゆとりを持たせ、入出庫管理をスムーズにする車番認識システムや全館監視システム、明るく清潔感に溢れた利便性の高い精算所にサービススタッフを配置するなど、徹底した「お客さまのための駐車場づくり」がなされた。全国各地から月に数件視察者が訪れるようだ。

ニーズ高まる駐車場再生～パスート・フルサポートサービス～

　県内外問わず既存駐車場の収益の落ち込みが目立つ近年、駐車場管理・運営というコンサルティング業務のオファーが増加傾向にあるという。そこで、同社は駐車場管理運営受託『パスート・フルサポートサービス』による再生事業を積極的に取り組んでいる。
　「ハードに手を加えることなく、ソフト力だけでリピーターを増やし、売り上げ増加と安定した収益を引き出すこともできる。駐車場運営に必要不可欠である施設の管理や接客サービス、提携先獲得のための営業活動など業務全般を当社でお引き受けするので、ぜひ一度ご相談いただきたい」と話す同社。

ホスピタリティ精神を持つ駐車場業

　『駐車場業もホスピタリティ精神を持ったホテル業と同様』と太田康　社長は唱える。「これからの駐車場は、場所を提供するだけではなく生活スタイルに沿って変化すべき。立地・エリアによる用途や顧客層を考え、各駐車場に適した課金システムを設定するなど、常にお客さま視点でなければならない。その大前提の上でスタッフとお客さまとの距離が近く、安心かつ気持ちよくご利用いただく空間を創造する。ホテル業などが試みるホスピタリティこそが駐車場業においても不可欠なのです」。
　そこで、「クルマごとエスコート。」をキャッチフレーズに、『車のホテル』をいかに表現し実践できるかをテーマに掲げている。駐車場経営はサービス業であり、きちんとした対応や安心して車を預けられるかがポイントで、それを具現化し提供することがリピーター確保につながる。２４時間体制を確立することからスタートし、基本的で当たり前のことだがやれてないトイレ掃除など、駐車場の通念としてはないことに人数を投じて精一杯やっていくことが大切。なおかつ安く使えるということ。県内でご相談いただいた立体駐車場で、これらのことを徹底した結果、飛躍的な売上増とサービスの質向上に貢献し、表彰状を受けたケースもあるという。

徹底した人材教育でシティホテルのサービスを

　これらを実践するには、現場スタッフの教育がカギ。駐車場で上質なサービスを実現するためにも、直接顧客と接するスタッフがいかにその精神を理解してサービスとして提供できるかに尽きる。そこで、同社ではスタッフ全員の考え方を統一する徹底した人材教育を行う。「“プロの駐車場屋さん”をどれだけわれわれが育てていけるかが今後の命題だと思っています」と太田社長は笑顔で話す。

企業DATA

[所在地]　〒860-0012 熊本市紺屋今町3-10

[TEL]　096-325-6680

[FAX]　096-354-7631

[資本金]　5,000万円

[設立]　2001（平成13）年10月

[事業内容]　駐車場の運営・管理受託業務、運営ノウハウ・スタッフ教育業務、駐車場経営コンサルティング業務

[従業員]　50人

[URL]　http://www.passurt.com

[採用情報]

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※この記事内容は、くまもと経済ＥＸ：2011年7月1日発行分の掲載内容です。