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くまもと経済最新号Latest Issue

2016年10月 Vol.424表紙
2016年10月 Vol.424
表紙の人
「生活者視点の商品づくりで20年」
垂見和子
(ネイチャー生活倶楽部理事長)

特集

自動車関連製造、“連携力”で生産再開
 震災復旧、部品メーカーは集中生産に課題も

 熊本地震からやがて半年。被災した県内自動車関連メーカーの生産再開が、足並みを揃えてきたようだ。被害が大きかった県内最大手の1次サプライヤー(完成車メーカーに直接製品を納入する部品製造業者)、アイシン九州梶i南区城南町)は8月下旬にフル生産体制に回復。ほかのサプライヤー、地場も概ね8月までには生産を戻している。だが、こうした復旧の陰には取引先の自動車メーカー、親会社、また県内外の協力工場によるじん速強い連携力が発揮されたようだ。一方で課題も。熊本に集中していた一部の製品の生産が滞り、メーカー本体のラインがストップするなど、分散星団を視野に入れるメーカーもある。自動車関連メーカーの復旧状況と、“今後”の生産体制などを取材した。

■九州沖縄各地から約700人が参加

 商業界九州沖縄連合同友会(事務局・熊本市中央区水前寺6丁目潟ネザワ内、壽崎肇会長)は9月14日と15日、熊本市中央区水前寺公園のホテル熊本テルサで第51回商業界九州沖縄ゼミナール熊本を開いた。

■北九州市小倉で食品機械、食材見本市 233社が出展 丸菱

 製菓、製パン用食材販売の滑ロ菱(益城町宮園、本田雅裕社長)は9月1日、2日の2日間、北九州市小倉北区の西日本総合展示場を会場に、食品機械、食材の見本市を開催した。

■青森の“ねぶた”で熊本復興を祈願
 2万人が集まり二の丸公園に活気

 熊本市と熊本復興ねぶた・纏組(戸崎玄代表)は9月3日、熊本城二の丸公園で「熊本復興ねぶた」を開催した。

■2018年度内の開通目指し、津奈木―水俣間の工事進む
 南九州西回り自動車道「芦北出水道路」

 八代市を起点に水俣市、薩摩川内市を経て、鹿児島市に至る全長140kmの南九州西回り自動車道は、2018(平成30)年度内の開通を目指し、津奈木IC−水俣IC間(5.6km)の橋梁上部工、トンネル、下部工工事などが進んでいる。

■熊本港、韓国・釜山航路が週3便に
 長錦商船(韓国)が定期コンテナ航路開設

 熊本港と韓国・釜山港を結ぶ国際定期コンテナ航路が8月29日から、週2便から3便となった。同航路の増便は、12(平成24)年12月に韓国・高麗海運鰍ェ週1便から2便に増便以来、4年ぶり。毎週月曜に入港する。

特別企画

<経営者のための法律相談>北野誠弁護士

インタビュー

・竹迫商業施設は10月着工、来秋には一部開業へ 荒木義行合志市長
・販売から施行まで「技術主導型」の建築資材商社 水俣市のクキタ 久木田広八会長、一仁社長
・県復興基金を「制度外」の復旧に 奥名克美甲佐町長
・強化プラスチック関連工場を誘致 上田泰弘美里町長
・6月まで風評被害続くも復興割で予約回復 松本秀彦竜宮専務

資料

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