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くまもと経済最新号Latest Issue

2018年6月 Vol.444表紙
2018年6月 Vol.444
表紙の人
「公共事業や観光で天草の活性化に貢献」
錦戸 保介
(錦戸企業グループ社長)

特集

■本復旧へヤマ場迎える蒲島県政・・・熊本県幹部人事@

熊本地震から3年目を迎えた県内は、復旧工事の槌音が絶えない。蒲島県政が掲げる「平成28年熊本地震からの復旧・復興プラン」「熊本復旧・復興4カ年戦略」も3年目。本復旧へヤマ場を迎えることしは部長級が知事部局の商工観光労働部、農林水産部、土木部などで14人、外局で2人が異動、復旧加速化へ体制を固めた。復旧は着々と進んでいる。

■W上質な生活都市W実現へ、組織体制を強化・・・熊本市幹部人事@

熊本市は4月1日付で組織改編と人事異動を発令した。今回の異動総数は1547人。人事異動では、経済観光局長に平井英虎経済観光局総括審議員、都市建設局長には田中隆臣都市建設局技監が昇任した。

■震災影響から回復、純利益が大幅増・・・県内上場・主要企業の2018年3月期決算、役員人事前編

県内上場・主要企業の2018年3月期決算は、熊本地震の影響で減益や赤字決算が相次いだ前期から回復し、復興需要などで収益を押し上げた。肥後銀行、熊本銀行は貸倒引当金の戻し入れ益や不良債権処理額が大幅に減少したことから2期ぶりの増益。ヤマックスは復旧工事に伴うコンクリート製品の需要増で増収、SYSKENも大幅な増益となった。一方、有機EL設備関連が好調な平田機工は売上高、純利益ともに5期連続で過去最高を更新した。

■個人旅行客を取り込め!
口コミサイト活用で外国人集客・・・インバウンド獲得狙う県内企業

2019年の女子ハンドボール世界選手権大会やラグビーワールドカップなどの開催も控え、今後もさらなる来熊が期待されるインバウンド(訪日外国人)需要。クルーズ船などを利用した団体ツアー客の訪日が継続する一方で、個人で旅行を手配するFIT(個人旅行客)形態が増えている。

特別企画

・経営者のための法律相談Vol.148
・今月の立地協定締結企業
・熊本青年会議所通信

インタビュー

・長期的視野で事業再構築投資を
 倉本 勝也 日本銀行熊本支店長
・通信工事大手コムシスHDと経営統合
 福元 秀典 SYSKEN社長
・金融機関と連携し、経営支援を強化
 真崎 伸一 熊本県信用保証協会会長
・苦難を逆手に、他院が持てない経験を生かす
 上村 晋一 阿蘇立野病院理事長・院長
・創立65周年、卒業生6800人が自動車整備業界で活躍
 千綿 伸洋 九州工科自動車専門学校校長


資料

・地場法人経常利益伸び率ランキング
・熊本県の人口と世帯数


くまもと経済は毎月30日前後に発刊。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のため の情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,892円/年間購読:19,000円