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くまもと経済最新号Latest Issue

2018年9月 Vol.447表紙
2018年9月 Vol.447
表紙の人
「熊本を拠点に、超精密部品の生産に注力」
中山 愼一
(ナカヤマ精密 社長)

特集

■「東部台地(大型区画整理)」、1工区が近く着工へ・・・集積増す「嘉島」

嘉島町の「商」「住」「企業」の集積が増している。上島のイオンモール熊本は7月、敷地西側に増床、売場面積8万u超のW県内最大級Wで年間1千万人の集客を目指すという。井寺、北甘木地区では約70haの「嘉島東部台地土地区画整理事業」が、近く着工する見通し。商業施設や住宅展示場を誘致する1工区は、21年度にも分譲を始める予定で約120億円をかけた一大事業がようやく動き始める。

■九州オルガン針が針矯正機をIoT化・・・IoT、AI導入で変わる県内産業

あらゆるモノがネットワークにつながるIoT(Internet of Things=モノのインターネット)やAI(人工知能)。先進している医療・福祉分野や製造業のほか、現在は農業などの一次産業にも導入され、省人化や効率化、生産コスト向上を図る企業は増加傾向を見せている。県内では九州オルガン針がミシン針の曲がり直し矯正機をIoT化したほか、KISはAIやIoTを活用し、中堅、中小企業の工場に導入できる情報システムをフュージョンテクと共同開発。

■火口見学再開で観光復興に機運・・・復興目指す阿蘇観光

阿蘇中岳の火口見学が再開され、阿蘇山頂や草千里周辺では多くの見物客でにぎわいを見せている。阿蘇地域の観光復興に大きな弾みとなる一方で、国道57号とJR豊肥本線の寸断で熊本地震前の水準までの回復には至っていない。

■荒尾、玉名で新病院建設始動・・・県北、都市圏で相次ぐ地域中核病院の新・増築計画

県北、都市圏で救急医療の充実や専門的な医療の提供、患者中心の医療体制の構築を目的に、地域中核病院の新・増築計画が相次いでいる。建設地の選定に難航していた荒尾市民病院は病院敷地南側とその隣接地に新病院の建て替えを決め、設計、施工の分離発注方式で設計業務を担う設計者選定の公募型プロポーザルを公告、玉名地域では経営統合した中核2病院の新病院建設が着工した。

特別企画

・経営者のための法律相談Vol.151
・今月の立地協定締結企業
・熊本青年会議所通信
・FrontView


インタビュー

・車載マイコンの生産能力を増強
 永屋 和久 ルネサス セミコンダクタマニュファクチュアリング叶尻工場長
・3年後めどに新規出店を計画
 山野 正道 ゆめマート社長
・台湾、香港観光市場開拓に力
 中島 敬 熊本電気鉄道社長
・「人間の復興」掲げ、継続した被災者支援を
 猿渡 健司 熊本県弁護士会会長
・UAEなど5カ国の海外「ハラール認証」を取得
 駐c 昭二 ゼンカイミート社長
・時代を捉えた店舗開発で事業拡大
 木村 繁樹 オフィスバークレー社長


資料

・新設会社一覧


くまもと経済は毎月30日前後に発刊。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のため の情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

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