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くまもと経済最新号Latest Issue

2025年10月 Vol.533表紙
2025年10月 Vol.533
表紙の人
「創業100周年、高圧ガス販売のトップ企業へ」
今川敬志
(内村酸素社長)

特集

「大津」「嘉島」に進出支援のシェアオフィス
台湾投資 菊陽町にレストラン、業種広がる

 半導体世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)の進出以降、台湾からの投資が続いている。最近は半導体以外の進出が増えるなど業種に広がりを見せているのも新たな傾向だ。大津町や嘉島町には進出の受け皿ともなる台湾資本の
シェアオフィスがオープン。不動産や製薬、スタートアップなどが事務所を構
え、県内市場をうかがう。菊陽町には台湾企業のレストランが8月に開業、同
社は熊本を拠点に国内での店舗展開を計画する。TSMC熊本第2工場(菊陽
町)は10月に着工。今後は工事延期で落ち着いていた半導体関連サプライヤー
(供給企業)の進出に期待が高まる。堅調な不動産投資や着実に融資を積み上げる金融機関の動きなど、台湾からの投資の一端を取材した。(編集部・川野敬之)

三菱電機 EV向けパワー半導体生産へ
クラボウは新棟で生産体制強化  稼働相次ぐ半導体関連の新工場

 県内で半導体関連の新工場の稼働が相次いでいる。三菱電機は菊池市泗水町の新工場で電気自動車(EV)向けに省エネ性能の高い炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の生産を開始。大手繊維メーカーのクラボウは、半導体製造装置に組み込まれる高機能樹脂製品の生産・開発を担う菊池市森北の拠点に新棟を建設し、生産・開発能力を2倍以上に拡大した。一方で、半導体市場は過剰在庫や消費減速などを背景に調整局面にあり、EV市場も低迷している。しかし、生成AIの普及や産業機器のスマート化などの進展で需要を押し上げ、市場は再成長が期待されており、各社は新工場を拠点に需要回復を見据えた生産体制の強化と新技術開発などに取り組んでいる。半導体関連の新工場の動きを取材した。 (半導体関連取材班、構成/編集部・甲木昌宏)

学生の「インターン重視傾向」が加速
企業は学生個人へのアプローチに注力 26年卒就職採用戦線

 10 月1 日、県内企業で内定式が開かれ、2026 年春入社予定(26 年卒)の大学生の採用就職戦線は一区切りがついた。今年も学生が企業を絞って選考に臨む「厳選傾向」が加速し、インターンシップへ参加して実際の現場を体験することで、社内の雰囲気や業務に対する理解を深めようとする動きが相次いだ。一方、企業ではこの動きを母集団の形成や学生との関係構築につなげようと、インターンシップの開催日程や参加定員を増やしたり、内容を見直す動きが増えている。また、ミスマッチ防止や内定辞退対策のため、個人面談をインターンシップ後や面接前後に行い、選考に進んだ学生や内定した学生のつなぎ止めに注力している。県内主要企業に26 年卒採用活動の振り返りや注力したポイント、次年度に向けた取り組みを聞いた。(編集部・嶋内康成)

特別企画

熊本医療最前線2025-26
特集@ 生活習慣病と向き合おう
特集A 熊本のがん医療
特集B 熊本の地域医療 
特集C 歯科医療特集

インタビュー

農家が再生産可能な「価格形成」を
藤木 眞也 参議院議員

「大津西」〜「合志」間、26年に工事着手
和田 賢哉 熊本河川国道事務所所長

資料

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