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くまもと経済最新号Latest Issue

2026年6月 Vol.540表紙
2026年6月 Vol.540
表紙の人
「旅行事業を成長の新たな柱に体制強化」
織田 正幸
(九州産業交通ホールディングス社長)

特集

総務部長に下山、知事公室長に府高両氏
知事公室に「消防保安課」を移管 県幹部人事・前編

 2024年4月にスタートした木村県政は3年目、折り返しを過ぎた。今年度も災害からの創造的復興や半導体世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)進出の波及効果最大化、少子高齢化に伴う人口減少などさまざまな課題に新体制で取り組む。4月1日付定期異動の主な幹部人事では女性初の総務部長に下山薫健康福祉部長、知事公室長に府高隆理事(球磨川流域復興担当)を起用したほか、健康福祉部長に久原美樹子企業局長、観光文化部長に梅川日出樹県立大学理事事務局長、農林水産部長は深川元樹知事公室長、土木部長に奥山和弘道路都市局長ら部長級20人が就任。今回、木村知事が掲げる「くまもと新時代」の県政を支える12人の新幹部を取材した。(編集部・川野敬之)

政策局長に早野氏、総務局長に小島氏が就任
異動総数は前年比133人減の1999人 熊本市幹部人事・前編

 4月1日付で組織改編と人事異動を発令した熊本市。今回の異動総数は1999人。特別職では水田博志病院事業管理者を再任した。局長級では政策局長に早野貴志文化市民局長、総務局長に小島雅博こども局長らが配置転換。健康福祉局総括審議員に石元典子同局健康福祉部長、環境局総括審議員に戸澤角充同局環境推進部長らが昇任するなど特別職1人、局長級20人が異動。組織改編では、交通渋滞の解消及び持続可能で利便性の高い公共交通体系の構築に向け、総合的な企画調整を行う組織として、政策局内に公共交通戦略部を新設し、指揮監督を担う交通政策監に村上英丈同局危機管理監(理事兼任)が就いた。「上質な生活都市」の実現に向けた取り組みを推進し、効果的・効率的な組織体制を構築する大西市政で新たなポストに就いた局長級の10 人を取材した。 (編集部・宮崎泰樹)

九州新幹線開業15年 県内新幹線各駅の現在地
集積進む熊本駅 課題残す新八代、新玉名、新水俣の3駅

 九州新幹線の全線開業から今年で15年。県内では熊本駅を中心に駅ビルやタワーマンション、ホテルの開発が相次ぎ、駅周辺の環境は大きく変わった。その一方で、新八代駅や新玉名駅、新水俣駅では新幹線駅を生かした地域活性化に向けた模索が続くなど、各駅で異なる課題も浮かび上がっている。TSMC進出やインバウンド需要など熊本を取り巻く経済環境が変化する中、新幹線駅を核としたまちづくりは新たなステージを迎えている。各駅周辺の現状と今後を追った。(編集部・田中聡一郎)

地場2行 貸出金利息収入伸び増収
平田機工 売上最高、ヤマックス 最高値更新 県内上場企業2026年3月期決算

 県内上場企業の2026年3月期決算は、九州フィナンシャルグループの肥後銀行が世界的半導体メーカーTSMC(台湾積体電路製造)の菊陽町に進出に伴う関連融資などが好調で貸出金利息収入が増え、5期連続の増収となり、純利益は2期連続で実質最高益を更新した。ふくおかフィナンシャルグループの熊本銀行も中小企業向け融資や個人向け住宅ローンを中心に貸出金のボリュームが増加し、経常収益は3期連続の増収となり、07年の経営統合以降、最高だった。2行とも日銀の政策金利引き上げが資金利益を押し上げる要因となった。製造業の平田機工は半導体関連のウエハー搬送装置を中心に生産が進ちょくし、売上高は過去最高を記録。ヤマックスは九州地区で建築用セメント製品事業が大きく伸長して全体の売り上げを押し上げ、適正価格での販売や徹底した工場生産量の平準化によるコストダウンで売上高、利益ともに4期連続で最高値を更新した。(決算取材班、構成/編集部・甲木昌宏)

従業員の健康が持続的成長の基盤に
健康投資で組織活性化 県内企業に広がる健康経営

 慢性的な労働力不足や従業員の高齢化が進む中、従業員の健康保持・増進を経営的な視点から捉え、戦略的に実践する「健康経営」を経営理念に据える企業が増加している。この「健康経営」を企業の持続的成長の基盤としている企業では、単に医療費を削減するだけでなく、従業員の健康増進に投資することで、活力や生産性の向上など組織の活性化をもたらし、結果的に業績や企業価値の向上にもつながっている。経済産業省が推進する「健康経営優良法人2026」に認定された県内企業と支援企業の取り組みを取材した。(編集部・重谷和奏)

インタビュー

子育て支援、財政の安定が柱
光井 正吾 宇土市長

近隣自治体と連携し、関係人口拡大を
山ア 秀典 苓北町長

子育て支援の拡充、農業振興に注力
北口 俊朗 あさぎり町長

資料

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