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Leaders 2014熊本のトップ群像

潟Wェイアンドジェイ  
 松山 勝幸  (まつやま かつゆき)

  社長
全メニューの刷新に取り組む商品開発部で。中央が松山社長。後列左から、商品開発部の吉永久徳次長、小野直樹部長、宮本大輔係長
全メニューの刷新に取り組む商品開発部で。中央が松山社長。後列左から、商品開発部の吉永久徳次長、小野直樹部長、宮本大輔係長
プロフィール
熊本市水前寺出身。1944(昭和19)年9月29日生まれ69歳。熊本商業高校卒。大阪の民間企業勤務の後、69年且屋入社。77年から日南、柳川、八女、中津、行橋の各店長を経て、80年レストラン事業部長、86年グルッペ取締役。91年の潟Wェイアンドジェイ設立と同時に代表取締役専務、96年11月代表取締役社長に就任。日本フードサービス協会理事、熊本キワニスクラブ会長などを務める。趣味は釣り、読書。
全メニューを刷新!!地域密着の店づくり
 熊本県内をはじめ九州および山口、広島各県に「十徳や」「さかな市場」など79店の居酒屋を展開する潟Wェイアンドジェイ。
 「地元の安心・安全な食材の提供」を掲げ、地元で採れた活魚や農産物など、九州各地の新鮮な郷土の食材を使った店づくりを進め、着実に地域に根ざした事業展開を進める同社。店舗展開においては、各地域のエリアドミナント化を進め、福岡・山口・広島などで出店を加速。各地域のニーズや客層に合わせた業態を開発し、そのメニュー、サービスが各地で人気となっている。また地元の農産物を見つめ直そうと立ち上げた農業生産法人JJファームでは食と農の連携に取り組むほか、3年前から天草で採れた新鮮な活魚と鮮魚を自社便での仕入れをスタート。広島や福岡の店舗でも天草活魚の提供を拡大し、好評を得ている。さらに今年3月末までに全79店でメニューの大幅リニューアルを実施。各地域と店舗ごとに見直しを進め、食器やお品書きに至るまで各店の特徴を生かした店づくりに磨きをかける。
 「各地域の食材やお客様のニーズをあらためて見つめ直し、郷土の食材を使った味、料理を提供する地域密着の店づくりをさらに磨いていく」と力強く語る松山社長。地元の新鮮で旬の食材を使った料理を提供できる店づくりに向け、さらなる挑戦を続けている。
〒860-0047 熊本市西区春日7-19-34 TEL096(323)4585 http://www.jandj-food.co.jp/
設立/1991(平成3)年12月 資本金/4億8300万円 事業内容/居酒屋「十徳や」「寿里庵」「さかな市場」「とっぺん」「徳や十兵衛」「情熱酒場」のチェーン展開 売上高/63億3100万円(25年2月期決算) 従業員数/175人 店舗/十徳や、寿里庵、さかな市場、徳や十兵衛、とっぺん、全79店舗 関連会社/鰍iJファーム
※この記事内容はくまもと経済3月号(2014年2月28日発行分)の掲載内容です。