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城東運輸倉庫  
 下川 公一郎  (しもかわ こういちろう)

  社長
プロフィール
菊池郡大津町出身、1969(昭和44)年6月13日生まれの46歳。九州学院高校-九州東海大学卒。趣味はゴルフとバスケットボール。(公社)熊本県トラック協会副会長
熊本ヴォルターズ応援のボディプリント車導入
 一般貨物輸送から産業製品輸送まで、コンピューター直結の一貫管理で顧客の物流コスト合理化に貢献している城東運輸倉庫梶B
 下川社長は昨年6月、(公社)熊本県トラック協会の副会長に就任した。「燃料価格は下落傾向にあるものの、ドライバーの高齢化や担い手不足など、業界を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いている。トラック輸送の重要性について認知度をさらに向上させ、この業界で働きたいと思う若い世代が増えるよう、魅力ある業界にしていく」と業界の発展のために尽力する構えだ。
 1万坪の広大な本社敷地に、政府指定倉庫である低温倉庫や常温倉庫を所有する同社は、2013年から太陽光発電事業を開始。倉庫屋根上などに、売電専用の多結晶パネル4670枚を設置した。合計出力は1.17MWで、大津町の地場企業としては最大級の発電量だ。また、最新の環境性能を備えた車両を導入するなど、環境保全にも積極的に取り組む。
 プロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」のスポンサーを務める同社。所属選手などをボディプリントした25tトラックを2月に導入し、全国を駆け巡っている。「スポーツを通じて、地域を盛り上げたい。安全と品質を第一に、環境保全、地域社会との共生を目指す」と力強く語った。
〒869-1217 菊池郡大津町森831-1 TEL096(293)0700 FAX096(293)8676 http://www.jotoh-gp.com
創業/1964(昭和39)年2月 資本金/1,000万円 事業内容/IC関係精密機器輸送、一般貨物輸送(青果物・飼料・肥料・米・ビニール・ダクト他)、電柱および重量濶大品輸送据付、碍子、電機製品輸送、自動車部品輸送、アルコール製品輸送、農業用機械輸送、常温および低温倉庫業 倉庫面積/約11,000u 社員数/約40人 関連会社/城東物流システム
※この記事内容はくまもと経済3月号(2016年2月29日発行分)の掲載内容です。