大成経営コンサルティンググループ  
 石本　義弘  （いしもと　よしひろ）

プロフィール

八代市出身、1960（昭和35）年5月18日生まれの55歳。熊本商科大学卒業。税理士事務所勤務を経て1993（平成5）年に独立、熊本、八代に事務所を構えた。趣味は読書、旅行。座右の銘は「出逢い」。「多くの出逢いがあって今の自分がある」と語る

時代の変化を先取りした攻めの企業経営を支援

　「アジアを中心に世界を飛び回っているが、世界はグローバル化が急速に進み、そのスピードが加速している」と石本会議長。「海外から日本や熊本を見ると、時代の変化に気づかずうまく対応できていない企業が多い。変化に対応できなければ生き残れない」と危機感を募らせる。「成長を続けるアジア市場で、日本は地理的優位性もあり技術やサービスなどアジアで勝負できるものが数多くある。人口減少時代に入り、ビジネス拡大のためには外へ目を向けることが重要」と攻めの事業展開を説く。
　経営者のための「ワンストップサービス」を掲げ、財務会計総合コンサルタント業を中核に士業のグループ化を図り東京、大阪に事務所を開設、首都圏、関西での事業を拡大してきた。ベトナムにも進出し、企業の海外進出をサポートする。
　「企業成長のカギは人財。地方の人財不足はさらに深刻になってくる。地方は、海外も含めた中央との人財獲得競争に負けないよう準備をする必要がある。地方に元気企業が出てくれば仕事とともに優秀な人財も中央から戻ってくる」と地方の活性化を見ている。
　「国内外や地元熊本に新たな元気企業が誕生するようにお手伝いをしていく。複合的に発生する経営上の課題に対し、私どもはグローバルな視野でスピード感を持って企業経営を支援していく」と時代の先を睨みながら成長戦略を描く。