熊本空港ビルディング��   
 駒崎 照雄  （こまさき　てるお）

プロフィール

1952（昭和27）年7月3日生まれ、63歳。玉名市生まれ。熊本高校ー京都大学法学部卒。75年熊本県庁入庁、秘書課長、財政課長、玉名地域振興局長、環境生活部長などを経て2011年総務部長。13年6月20日付で現職

展望デッキをリニューアルオープン

　旅客数３００万人（14年度実績）を誇る阿蘇くまもと空港。昨年10月には台湾・高雄線、同12月には香港線の定期便が就航し、国際線が３路線に増加。国内線・国際線ともに今後さらに利用者数の増加が期待されている。
　外国人旅客の増加を受け、同社では国内線ターミナル１階に消費税免税手続きカウンターを新設。同ビル内の複数店舗の免税手続きを一括で行うことが可能で、国内空港では初めての試みという。そのほか、中国語が堪能なスタッフの採用や外貨両替機の設置など、受け入れ態勢の充実を図っている。
　また、３月上旬には３階展望デッキのリニューアルオープンを予定している。鉄格子柵を撤去し、ワイヤー式フェンスを新設することで眺望を改善。床やスロープも改修し、回遊の快適さを向上させる。
　昨年リニューアルしたラウンジ「ＡＳＯ」は座席の増設やパソコンデスクの設置、無料Ｗｉ-Ｆｉの導入などで利便性が向上。球磨焼酎試飲のサービスも評判は上々で、利用者数は大幅に伸びている。
　駒崎社長は「国際線定期便の増加に伴い、国際線ターミナルビルの改修を計画している。施設面の充実はもちろんだが、サービスも含め、空港一丸となって魅力ある空港づくりに取り組み、地域に貢献できるよう努めて参ります」と話している。