�鰍rＹＳＫＥＮ  
 福元　秀典  （ふくもと　ひでのり）

プロフィール

1958年12月27日生まれの57歳。鹿児島出身。鹿児島大学工学部卒。82年日本電信電話公社（現ＮＴＴ）、01年設備部担当部長、07年福岡支店副支店長（兼）福岡支店ソリューション営業部長、10年兵庫支店長、12年取締役設備本部サービスマネジメント部長、14年6月西日本システム建設株式会社入社取締役副社長、15年6月から代表取締役社長を務める。趣味はゴルフ、マージャン

「あと一歩前へ」。新たなＳＹＳＫＥＮ目指し変革に挑む

　「今年の年頭あいさつで“あと一歩だけ前へ進もう”をこれからの当社のスローガンとすることを社員に呼び掛けました」と話す福元秀典�鰍rＹＳＫＥＮ社長。同社は、本業である通信インフラ整備工事業に加え、将来のＳＹＳＫＥＮを支える新事業の開拓を目指し、組織改革と、変化に対応できる社風づくりに取り組んでいる。
　熊本・大分・宮崎の営業エリアに、ＮＴＴ通信回線の整備、維持管理を担ってきた同社だが、今後は九州全域、中でも福岡県域並びに、遠く首都圏での営業展開に力を入れていくという。オリンピックを控え、空前のインフラ整備で活況を呈する首都圏での受注をめざし、既にエンジニアの増員を進めるなど、積極的な営業を展開。今後の課題として「競合ひしめく首都圏ならびに、福岡エリアでの受注拡大に向け、独自の技術・サービスの開発を進めていく」という。既に地元熊本の企業と提携し、これまでにない省エネシステムの全国販売に向けた準備も進行中だ。「今までの殻を破るためには、まず経営陣、管理職自らが営業の先頭に立って受注獲得に取り組む姿勢を見せること、また普段の仕事の中での創意工夫、アイデアを社業に生かす仕組み作りを調えることで、社員一人一人のモチベーションの向上を図っていきたい」と。
　地域で信頼される企業として、社会貢献活動、地域との融和を図るイベントの開催など、地元に愛される企業としての取り組みも今後一層力を入れていきたいとしている。