�潟Aルファウェーブ   
 高木　進  （たかぎ　すすむ）

プロフィール

1978年11月7日生まれの37歳。北九州市出身。東海大学第二高校卒業後、オーストラリアの「Russo（ロソー） institute」に１年間留学後、2002年アルファウェーブ設立と同時に入社。趣味は読書、ゴルフ、野球（スポーツ全般）。俳優・オダギリジョーのいとこ。座右の銘は継続は力なり

半導体分野の総合力で世界市場へ挑戦

　半導体業界は自動車やデジタル家電、医療、スマートフォン分野などにおける需要が拡大を続け、今や経済発展の根幹ともいえる産業だ。そんな中、半導体分野で熊本から世界市場を見つめ挑戦を続ける企業が、熊本市に本社を構えるアルファウェーブだ。
　設立15年目を迎える同社は昨年12月、熊本市東区石原から同区長嶺東に本社事務所を移転。業務効率化を目的に土地（６７０�u）と２階建ての既存建物を取得し、22台分の駐車場も設けた。「念願の新社屋完成で、グローバル企業としてさらなる業容拡大を目指す」。
　高木社長はこう抱負を語る。同社の事業エリアは、半導体製造装置および機器の輸出入・販売をはじめ、複数のエンジニアによる装置の保守・保全、アプリケーションソフト開発・販売と多岐に渡り、まさに半導体分野においては、国内屈指の総合力を持つ企業体だ。
　グローバル社会の進展で、“ものづくり”の現場が国外にシフトする昨今。同社では近い将来、アメリカへの開設を視野に入れている。「当社ではアメリカやイギリスにも取引先を持っており、英語が堪能な人材が複数在籍している点は当社の強み。優秀な人材を増やしながら会社全体の英語力をさらにアップし、日本全国そしてアジア各国における半導体工場のニーズを具現化することで成長していきたい」。高木社長は高い志を掲げており、熊本発のグローバル展開へ、期待は高まるばかりだ。