ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ  
 古賀　哲馬  （こが　てつま）

プロフィール

1953年11月1日生まれの62歳。福岡市出身。福岡大学経済学部卒。流通業を経て�潟_イエーインターナショナルホテルズ（現・�潟zテルマネージメントジャパン）、ホテルセントラーザ博多総支配人、�潟�ニマットコスモ常務取締役などを歴任し、2007年7月�潟jュースカイホテルに入社、前熊本全日空ホテルニュースカイ（現・ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ）の総支配人に就任。2015年4月から現職

地域に根差し、熊本の活性化に貢献

　「ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ」へのリブランドから２年目を迎える同ホテル、リブランドに伴うグレードアップや各種プロモーション活動の推進が実を結び、昨年は売上高が前年比３・２％増の26億７８３８万円、経常利益２億３９３万円と債務超過を解消、順調な伸びを見せた。なかでも世界最大のホテル会員数を有するＩＨＧのグローバルネットワークを生かした海外からの集客拡大や、親会社の�潟Gフ・イー・ティーシステムと連携した業務効率化などが成果につながったといえる。また、ホテル業界が苦戦するブライダル市場においても、前年比20件増と好調だった。
　「今年も客室やパーティー会場の改装をはじめ、継続的な人材育成などハード・ソフトの両面からブランド力を高めていきたい」と古賀副社長。既に６階のパーティー会場「アルシェ」の改装を終え、続いて高層階24階の「スカイテラス」を今春までにリニューアルする計画だ。更に外部コンサルタント等も積極的に活用しながらスタッフの語学研修や婚礼部門の接客対応力アップなど魅力あるホテルづくりに継続して取り組んでいくという。
　古賀副社長は「全国に展開するセレクトホテルズグループの中でも旗艦拠点として、地域に根差し、熊本の活性化に貢献していきたい」と抱負を述べる。