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Leaders 2016熊本のトップ群像

学校法人 熊本学園  熊本学園大学  
 目黒 純一 幸田 亮一  (めぐろじゅんいち こうだりょういち)

  理事長  学長
目黒純一理事長(右)と幸田亮一学長(左)
目黒純一理事長(右)と幸田亮一学長(左)
プロフィール
めぐろ じゅんいち
1940(昭和15)年11月23日生まれ、75歳。北海道出身。熊本商科大学(現・熊本学園大学)商学部商学科卒。63年熊本振興梶i現・熊本ホテルキャッスル)入社。67年熊本商科大学・熊本短期大学(現・熊本学園大学)事務局に入職。92年同総務部長、96年事務局長、2004年学校法人熊本学園常務理事などを歴任し、15年11月第9代理事長に就任。

こうだりょういち
1954(昭和29)年4月4日生まれ、61歳。熊本県美里町出身。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了-同博士後期課程退学、経済学博士(京都大学)。96年熊本学園大学着任。商学部長や大学院経営学研究科長などを経て、2014年8月学長に就任
『きみと未来をつなげる-クマガク』の愛称で地域に密着
 「師弟同行・自由闊達・全学一家という建学の精神を礎に未来に進む若者の育成に努めたい」と話すのは昨年11月に就任した目黒純一理事長。同大学出身の理事長は初めてとなった。「母校でもある大学をはじめ幼稚園、中学、高校と各設置校の持続的な発展を目指し、ガバナンスの強化を図りながら教職員一丸となって学園づくりに励みたい」と抱負を述べる。新たな動きとして、3人からなる副学長制を導入、理事長・学長を支えながらのリーダーシップ発揮が期待される。
 幸田学長もまた、「少子化が進む厳しい時代において存在感ある大学づくりに邁進したい」と話す。なかでも地域社会における将来のリーダー的人材育成に入学時から取り組む「地域中核人材育成プログラム」が今年4月からスタートする。学部の枠を越え、英語、簿記・会計、情報など総合的スキルと人間力を養う画期的なプログラムとなる。また、西日本唯一とされる同大学の会計専門職大学院は昨年度、公認会計士試験に5人もの合格者を出し、大学基準協会など全国から高い評価を受けているという。
 「きみと未来をつなげる」をキーワードに、3つの建学の精神と、人と人とのつながりを表した赤、青、緑の「クマガク」コミュニケーションマークが昨年制定された。「地域で学び、世界で活躍する人材育成の伝統と絆が今後もつながっていって欲しい」との強い思いが込められている。
〒862-8680 熊本市中央区大江2丁目5番1号 TEL096(364)5161 http://www.kumagaku.ac.jp/
〔学部・学科〕商学部/商学科、経営学科、ホスピタリティ・マネジメント学科、経済学部/経済学科(現代経済専攻、国際経済専攻、地域経済専攻)、リーガルエコノミクス学科、外国語学部/英米学科、東アジア学科、社会福祉学部第一部/社会福祉学科、福祉環境学科、子ども家庭福祉学科、ライフ・ウェルネス学科、社会福祉学部第二部/社会福祉学科 〔大学院〕商学研究科(修士・博士後期課程)、経済学研究科(修士・博士後期課程)、国際文化研究科(修士・博士後期課程)、社会福祉学研究科(修士・博士後期課程) 会計専門職研究科(専門職学位課程) 〔併設校〕熊本学園大学付属高等学校、熊本学園大学付属中学校、熊本学園大学付属敬愛幼稚園
※この記事内容はくまもと経済3月号(2016年2月29日発行分)の掲載内容です。